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「んから始まる言葉」を紹介!広辞苑に載っている言葉や沖縄の方言も

更新日:2023年11月23日

言葉の意味・例文

「んから始まる言葉」にはどのようなものがあるかご存知でしょうか。すぐに思いつくという人は少ないでしょう。そこで今回は世界にある「んから始まる言葉」を紹介します。しりとりに使えるだけでなく、沖縄の方言や民族についても学ぶことができるので、ぜひ参考にしてください

「しりとりで、「ん」がついてしまっても続けられる言葉はないのかな?」 「外国には「んから始まる言葉」があるけど、日本にはないの?」 「沖縄の方言には「んから始まる言葉」が多いように感じる」 このようなことを、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 そこで今回は、沖縄の方言、世界の地名、民族の名前、その他「んから始まる言葉」を紹介します。 本記事を読むことでしりとりに役立つだけでなく、沖縄に行くという人は現地の方言を学ぶことができ、海外旅行する際の候補としても参考になるでしょう。 また、紹介した「んから始まる言葉」はどのような意味で、どのような物なのかも併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

日本語に「んから始まる言葉」が少ないのはなぜ?

じつは昔の日本人は、「ん」と発音することはあっても、文字で「ん」と表現する際は「む」が使われていて、文字としての概念はなかったようです。 日本語は五十音から成り立っていますが、この五十音のもとと言われている「いろは歌」にも「ん」は入っていません。 以上が、日本語に「んから始まる言葉」が少ない理由としてあげられます。 ですが、まったくないわけではありません。昔の発音や、その地域の方言にもよって「んから始まる言葉」は存在します。

広辞苑にも載っている「んから始まる言葉」

前述したとおり、日本語で「んから始まる言葉」は少ないですが存在はします。 実際に、広辞苑にも「んから始まる言葉」は載っています。どのようなものなのか、見ていきましょう。

東北の方言「んだ」

「んだ」とは、おもに東北地方で使われている方言です。 「そうだ」や「そのとおり」などの肯定や同意の意味を持ち、「そうだね」と相づちを打つ際に使われることが多いようです。

古典落語の「ん廻し」

「ん廻し」とは、古典落語の演目の1つで、「ん」がつく言葉を1つ言うたびに1つ田楽が食べられる、という遊びをするお話です。 別題で「運廻し」とも言われています。

古い言い方で「んから始まる言葉」がある

日本では昔から「う」から始まる言葉の「う」の部分を、「ん」と発音することがあり、その結果「んから始まる言葉」になることがあります。 例えば「馬」は「んま」、「梅」は「んめ」、「美味い」は「んまい」のようになり、今でも方言がある地域ではよく耳にする発音です。

「ん」から始まる苗字があるって本当?

「んから始まる言葉」には、名字もあります。 まず「兼坂」という名字は「かねさか」と読まれることが一般的ですが、「んねさか」と読まれることがあるようです。 続いて「栂村」、こちらは地名にも使われている名前で「つがむら」と読みますが、「んがむら」とも読まれるようです。 他にも「馬越」と書いて「んまこし」、「篠崎」と書いて「んのざき」、「運勢」と書いて「んんせい」と読む場合もあるそうです。 また、どれも読みとしては存在していますが、実際にそのように名乗っている人がいるのかは不明です。

次のページ:【沖縄の方言・地名】んから始まる言葉
初回公開日:2022年08月17日

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