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更新日:2024年11月01日
SNSなどでよく使われている「私得」という言葉の意味はご存じでしょうか。この記事では、「私得」の意味や使い方についてくわしく解説しています。私得という単語を聞いたことはあるけれど意味はよくわかっていない、という方はぜひこの記事を参考にしてください。
目次
「SNSで私得ってよく見るけど、どういう意味?」 「私得はどういう場面で使うのが正しい?」 このように、ネット上で「私得」という単語を見たことがあるけれど、正確な意味はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ネットで使われる「私得」という言葉の意味についてわかりやすく解説しています。そのほか、「私得」がよく使われる場面や例文なども紹介しています。 この記事を読むことで、これまで意味がわからなかった「私得」の意味がわかり、SNSやインターネットでの会話がより理解できるようになるでしょう。 「私得」という言葉の意味を知りたい方や、使えるようになりたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
SNSやネット上の会話などにおいて、「私得」という言葉が若者のあいだでよく使われますが、ちゃんと意味を理解している人は多くないのではないでしょうか。意味がわからないまま、なんとなく読み流している人も多いようです。 そこで、「私得」の読み方や意味について、くわしく解説していきます。
「私得」は「わたしとく」と読みます。「しとく」や「わたしどく」と読んでしまいがちですが、文章の中で「私得」が出てきた場合は「わたしとく」と読みましょう。 人と対面して会話するなかで、私得という言葉が出てくる機会はあまりないかもしれませんが、正しい読み方は覚えておくとよいでしょう。
「私得」は、「私にとっては得である」という意味を表す言葉です。 自分の趣味嗜好と完全に一致しているイラストや曲、作品などに対して「まさに自分向けのものだ」という喜びの感情を表すときに用いられます。 特に、「誰も得しないようなことでも、自分にとっては得である」という状況で使われることが多く、周りに対して自分の好みを主張したいときに使いやすい言葉と言えるでしょう。
「私得」の語源は、「誰得」というネットスラングです。 「誰得」は「誰が得するんだ」を略した言葉で、ネット掲示板「2ちゃんねる」においてよく使われるお決まりの表現です。ニーズが低く誰も興味のないマニアックなネタに対して「このネタは誰得なんだ?」という風に用いられます。 「誰が得するんだ?」を意味する「誰得」に対するアンサーとして、「これは私にとっては得だ」という意味の「私得」という言葉が生まれました。
「私得」の意味はお分かりいただけたでしょうか。言葉の意味がわかってくると、話の内容が一層おもしろく感じられるようになります。 意味がわかれば自分で「私得」を使えるようになりますが、「私得」を使うべきタイミングがわかっていないと、上手に使うことはできません。ここからは「私得」がどんな場面でよく使われるのか、くわしく紹介していきます。
自作の動画やイラストなどを投稿する際、それを見る人の需要や世間の流行などよりも、製作者の好みに寄せて作られているときに「この作品は完全に私得です」という風に言います。「人が見たいものではなく、自己満足で作っています」と打ち明けているのです。 内容がマニアックで、世間一般の人にはウケそうにない場合や反感を買いそうな場合に、「これは私得です」と宣言しておくことで「誰得なんだよ」と言われるのを回避する狙いもあります。
自分の好みのツボと完全に一致したものに遭遇したときに、「まるで自分のための作品だ」という感動を表す意味で「私得」はよく用いられます。他の人にとってはそそられないものだが、自分にとっては大好きで最高のコンテンツである、という状況です。 また、他の人はあまり詳しくないが、自分はよく知っているジャンル、つまり「得意分野」に入ってきたときにも「これは私得だ」と表現します。マイナーなものや、自分の世代にぴったりのコンテンツと出会ったときに「私得」は使えるのです。
「私得」と同じような意味合いで「我得」という言葉が使われているのを見かける場合がありますが、「我得」は一般的に広まっている表現ではありません。「私得」と言うところを、一人称を間違えて「我」としてしまった誤用と言えるでしょう。 「我得」は中国語で「私がやらなければいけない」という意味になってしまうので、間違えて使わないように注意してください。
記載されている内容は2022年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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