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「ぞんざい」の漢字は?語源や類義語・対義語や英語表現も解説

更新日:2022年08月31日

言葉の意味

「ぞんざい」という言葉の意味をご存じでしょうか。意味は知っていても、語源や漢字表記、使い方まではちゃんと知らない人もいるかもしれません。本記事では「ぞんざい」について詳しく解説しています。「ぞんざい」の正しい使い方や意味を知って、適切に使いましょう。

「ぞんざいって稀に使うけどどういう意味なの?」 「ぞんざいに漢字表記はあるの?」 「ぞんざいをどのように使ったらよいか分からない」 このように、日常会話やメールなどでやりとりする際、「ぞんざい」の使い方や漢字が分からず困っていませんか。 本記事では、皆さまが何気なく使っているであろう言葉「ぞんざい」について解説しています。意味や漢字に加え、類義語・対義語や「ぞんざい」を使った例文などを記載していますので、ぜひ参考にしてください。 この記事を読むことで「ぞんざい」の言葉の意味や使い方を理解でき、適切に用いることができるでしょう。「ぞんざい」を使った例文を知りたい人、日常で正しく言葉を使いたい人は、本記事をご覧ください。

「ぞんざい」とは?

「ぞんざい」とは?

まず「ぞんざい」とは「いい加減な様子」「乱暴な様子」を表した言葉です。お粗末や無作法、杜撰(ずさん)とも言い、物事に対して投げやりな様子を表す際に使われます。 「乱暴に扱わないで」と同じように「ぞんざいに扱わないで」とも表現でき、共通語として広く使われています。 人によっては滅多に使わないかもしれませんが、誰かに言われた際「あれ、どういう意味だろう」とならないように、どのような様子を表した言葉なのか知っておいてください。

「ぞんざい」には漢字表記がない

結論から言うと「ぞんざい」に漢字表記はなく、変換しようにも漢字ではなくひらがなで出てきます。そのため、ひらがな表記するのが一般的です。 しかし、いくつかの文芸作品のなかには「ぞんざい」を当て字で漢字表記しているものがあります。あくまでも当て字のため、ここではどのように漢字表記されているのか参考程度に紹介していきましょう。

「ぞんざい」の文芸作品の中での漢字表記

まず、著・夏目漱石「吾輩は猫である」では当て字として「存在(ぞんざい)」と漢字表記されています。作中では「言葉遣いが~余り存在過ぎるので」とあり、誰かの言葉遣いが無作法であることを指摘しているようにもとれるでしょう。 また、大正時代の小説家・小栗風葉(おぐりふうよう)の「青春・夏」では、「粗雑(ぞんざい)」と漢字表記されています。作中では「白く光琳浪を~帯を粗雑に結んで」とあり、着物か織物かの帯をお粗末に結んだ様子が想像できるでしょう。 漢字で書かれた「存在」は「そんざい」、「粗雑」は「そざつ」と読むのが一般的です。つまり作中で使用されているのは正しい漢字表記ではないのです。 文章で「ぞんざい」を使用する場合は誤解を招かないよう、無理に漢字にせずひらがな表記にしてください。

「ぞんざい」の意味は?

「ぞんざい」には、大きく2つの意味があります。 1つは、言動が乱暴で誰に対しても無礼である様です。主に人を対象として使用することが多く、その人の無作法な様子を表す際に使います。 もう1つは、物事に対していい加減な対応をする様です。投げやりで粗雑な様子を表すことから、人だけでなく物や事にも使われます。 「ぞんざい」という言葉が悪い意味で使われることが分かったでしょう。意味を知らずに使ってしまうと、トラブルになる可能性があるため適切なシーンで使ってください。

「ぞんざい」の語源は?

「ぞんざい」には2つの語源があり、元々は漢字表記だったと言われています。 1つは、小説家・小栗風葉が使用していたように「粗雑」から転じて「ぞんざい」になった説です。「粗雑(そざつ)」にも「いい加減なこと」「雑なこと」という意味があり、漢字ではなくなったものの、音だけが変化してきたのかもしれません。 もう1つは、夏目漱石が使用していた「存在」から転じて「ぞんざい」になった説です。「存在(そんざい)」には「人や物事があること」「ものの本質としてあるもの」という意味があります。 つまり「ありのまま」「あるがまま」と解釈でき、「自由に振舞う様子」から転じて「身勝手な態度」や「いい加減な態度」になったのでしょう。 そこから、いい加減な態度をとる人に対して「ぞんざい」という言葉を使うようになったのかもしれません。 ただし、どちらも確証がなく有力な説ではないため、別の漢字や音が変化した可能性もあります。詳細は不明のままです。

「ぞんざい」の使い方は?

「ぞんざい」の使い方として、物事をいい加減に扱うことを表した「ぞんざいに扱う」や、乱暴で無礼な態度を表した「ぞんざいな態度」などがあります。 対象が人なのか、それとも物や事なのかで多少の使い分けは必要ですが、あなたから見てよっぽど酷い状況の場合に使ってください。

「いけぞんざい」とは?

「ぞんざい」に「いけ」を付けた「いけぞんざい」という言葉があります。これは「ぞんざい」の使い方のひとつです。 強意の接頭辞「いけ」を付けることで「ぞんざい」よりもさらに「ひどくいい加減なこと(様子)」を表す言葉になります。「いけ」にも漢字はないため、すべてひらがなで表記してください。 罵りや蔑みを込めて言う表現で「あなたのいけぞんざいな口ぶりが嫌い」といったように、「ぞんざい」よりも強い意味であることを覚えておきましょう。

「ぞんざい」を使った例文を紹介

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初回公開日:2022年08月09日

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