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ドリームインキュベータの年収を紹介!他企業との徹底比較

更新日:2024年09月12日

業界・企業研究

この記事では転職先としても人気が高いドリームインキュベータの企業情報や年収情報などを紹介しています。ドリームインキュベータでは求められる人材のスキルが非常に高いですが、年収や待遇が高水準となっているため、ぜひチェックしてみてください。

ドリームインキュベータの社風は「実力主義」です。成果や能力に関しての評価は大変厳しく、仕事内容は激務であるといえます。 そんなドリームインキュベータの従業員の勤続年数や平均年齢についてはどのようになっているのか紹介します。

従業員の平均勤続年数

ドリームインキュベータの従業員の平均勤続年数は、4年程度です。 国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平均の勤続年数は12.4年(男性は13.9年、女性は10.1年)でした。この結果と比べるとドリームインキュベータの平均勤続年数はかなり短いことがわかります。 ドリームインキュベータの平均勤続年数が短い主な理由としては、自身の能力の成長のための転職・自身のキャリアプランの実現・独立など、さらなるステップアップを望んだ結果ということが考えられます。 ドリームインキュベータに限らず、コンサルティングファーム業界自体が主に上記のような理由で人材のサイクルが早くなっています。 出典:国税庁「民間給与実態統計調査」 参照:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf

従業員平均年齢

ドリームインキュベータの従業員平均年齢は、36歳程度です。 国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平均年齢は46.8歳(男性46.8歳、女性46.7歳)でした。この結果から、ドリームインキュベータは比較的若い人が多い職場であるといえます。 その理由の一つとしては、若いうちに実力をつけ、自身のキャリアプランを実現するために転職したり独立したりする人が多いことが挙げられます。 また、別の理由としては、ドリームインキュベータは実力主義を重視しており、成果を出すために長時間労働になることが多いため、長続きはしないという面も考えられます。実際にプロジェクトの状況やクライアントの要望など、迅速で柔軟な対応が必要になってくるためです。 ドリームインキュベータの月当たりの平均残業時間は80.9時間というデータが出ています。 厚生労働省の「毎月就労統計調査」では、月当たりの平均残業時間は13.2時間です。これを見比べてもドリームインキュベータの業務は激務と言え、長く続けるのが難しい可能性があります。 出典:厚生労働書の「毎月就労統計調査」 参照:https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450071&tstat=000001011791&cycle=7&tclass1=000001027694&tclass2val=0

ドリームインキュベータの評判は?

ドリームインキュベータの評判は総合的に見て、満足度が高いといえます。 給料などの待遇面ではかなり高い水準の年収となっているため満足度が高くなっています。福利厚生に関しても、一流企業並みに完備されています。働きがいや成長という点でも、周りに優秀な人が多く職場の指揮が高いため、やりがいがあり高評価です。自己成長を実現している人が多数いるようです。 職場の風土も若手の主体性が尊重され、フラットな組織となっており、上司との議論もしやすいとのことです。男女の差もなく、誰でも活躍できる環境のようです。 ただし、全体的に仕事量が多く激務に陥ってしまい、ワークライフバランスがとりづらいというマイナス面もあります。激務のため、女性は長く続けられない傾向にあるようです。

ドリームインキュベータと他社の年収比較

ドリームインキュベータの年収と他社の年収を比較します。同業である「マッキンゼー」、「アクセンチュア」、「DTC」との年収比較を行います。 役職は、コンサルタント、マネージャー、ディレクターで比較しています。 この表を見ると、ドリームインキュベータの平均年収は同業と比較しても高水準の年収であることが分かります。また、ドリームインキュベータでは昇級しない場合でも昇給があり、毎年100~300万程度の年収アップを見込むことができます。

企業名コンサルタント年収マネージャー年収ディレクター年収
ドリームインキュベータ1,040万円(ビジネスプロデューサー)1,500万円2,000万円~(シニアマネージャー)
マッキンゼー800~1,200万円(ジュニアアソシエイト)1,500~2,000万円(エンゲージメントマネージャー)4,000万円~(パートナー)
アクセンチュア600~900万円900~1,200万円2,000万円~(マネジングディレクター)
DTC610~830万円1,200~1,500万円3,000万円

ドリームインキュベータ転職を成功させるコツ

ドリームインキュベータへの転職を成功させるコツは、入社してから何を実現したいのか・なぜそう考えているのか・そのためにどんな取り組みをしているのかなどを論理的に説明できるようにしておくことです。 ドリームインキュベータの経営方針である、「社会を変える 事業を創る」を実現することができる人材であることが重視されます。挑戦し続けることができる人が魅力的で生き生きとしているという考えのもと、従来の枠を超えて仕事にチャレンジできる人が求められます。 特に入社後はビジネスプロデューサーという役職でキャリアをスタートさせることになるため、従来の戦略コンサルティングサービスという枠を超えた視点で、社会に全力でアプローチしていく必要があります。 ビジネスプロデューサーとして仕事がこなせるように日々研鑽を続けていく必要があります。また、特定の専門分野ではなく、全方位でスキルを体得し活躍できる人材を目指すための育成プログラムも充実しており、常に自身を奮い立たせて成長していける人が望まれています。

まとめ

ドリームインキュベータは広い業界シェアと安定した業績で人気の高いコンサルティングファームです。 年収や待遇の水準が高く、人材としては極めて高いスキルが要求されるため、転職難易度が非常に高い企業です。 業務内容としては、大企業や政府への戦略コンサルティングやビジネスプロデュース支援を行ったり、ベンチャー企業への投資を通じて新たな事業の創造や成長支援を行っており、今後ますます事業内容の拡大が見込まれます。 事業内容の拡大に伴い、優秀な人材が多数必要となってくるため、優秀と判断されれば転職することが可能です。 また、最近では海外拠点での案件が増加しているようで、ベトナムやインドの地元企業の成長を支援するための投資ファンドを立ち上げたり、大手メーカーの中国進出を支援したり、今後も海外の案件が増えていくことが予測されます。 新しいことにチャレンジしたい、自分の能力を試したいと考えている人は、ドリームインキュベータへの転職を検討してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2022年08月05日

記載されている内容は2022年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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