履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
更新日:2024年06月19日
自分のできることをベースに、長期的なスキル形成を基本とする株式会社アンビシャス。堅実な姿勢から生まれる案件のアサインやユニークな取り組みについて、代表の榎本さん、エンジニアの福田さん、プロジェクトマネージャー田所さんからお話を伺った。
目次
榎本:2017年設立。大手SIerや中規模企業との直接取引でシステム開発を引き受けています。業務形態はSESで、案件は官公庁や金融系、電力系、通信系など多岐に渡ります。 現在のエンジニア数は11名。20~40代までバランスよく在籍しており、女性エンジニアも活躍中です。
榎本:2年前は私を含め3人体制だったので、この2年で4倍近くになり、今が伸び盛り。私が以前から取引していた会社から案件を広げていますが、おかげさまで引き合いが多く、人員が追い付かない感じです。 こういった関係が構築できているのは、報連相がしっかりできて、コミュニケーション力のあるエンジニアが各プロジェクトで活躍しているからだと思います。技術力と同じくらい、人柄を重視しています。
「希望通りの案件があります」と言ってしまうのは、ちょっと安易な傾向だと感じています。 エンジニアが今やりたいことだけでなく、長期的なスキル形成を考えたい。だからエンジニアのスキルを見て、その人の技術が活かせるプロジェクトにアサインすることを心がけています。それを元に自分のできることを徐々に広げ、成長してほしいです。
そうですね。例えば、福田君はエンジニア未経験で入社しましたが、独学でプログラミングを学び、非常に意欲的に臨んでいます。入社1年半ですがレベルの高いプロジェクトに参加していますし、さらに今、自主開発にもチャレンジしているんです。
本人からアイデアが出て、開発を任せています。 会社としてもSESに捉われるのではなく、こういった新しい流れを常に引き寄せていきたいです。これまでもコールセンターのチャットボットやミュージシャン支援のライブ動画配信など、毎年何かしらのチャレンジを続けています。 また、これらの経験を元に自社製品開発にも取り組みたいと考えています。いろいろな経験を持つエンジニアを増やして、パワーアップを図りたいですね。
前職は、食品メーカーにて紙ベースでデータ管理などをしていました。とてもアナログなので、これをデジタルにすれば効率よくなるのに、という思いからエンジニアに関心を持ち、エンジニアを育てる環境がある当社に転職しました。
オンライン講座の受講費用や書籍購入を会社から負担してもらえるので、積極的に活用し、独学で学んでいます。今では日常業務に困らないほど知識が増えました。 ただ、技術の移り変わりが激しいので、「これでいい」という区切りをつけるのが難しいです。常にキャッチアップしなければならないことも実感しています。
官公庁のシステムの再構築プロジェクトです。同じ現場の田所さんに指導いただきながら、今年入社した新人の教育も担当しています。 エンジニア11名の組織なので、スキルや案件のタイミングによって、プロジェクトに単独で参加することもあれば、チームで加わることもあります。榎本さんや田所さんがチャットアプリなどで皆の声を聞き、ベストなやり方を探ってくださるので、とても働きやすいです。
これまでにないマンガ投稿サイトです。出版社や編集者が管理する現状の投稿サイトの仕組みを変え、もっと自由に投稿できるサイトがあれば、投稿サイトが活性化するのではないかと思い、今、開発しています。 自分で考えたアイデアを自由に作れることは、仕事の楽しみでもありますし、そういったことができるのはアンビシャスの魅力だと思います。
アンビシャスの業務歴は1年半ほどですが、業界には20年くらいいます。システムの仕事が面白いと思うのは、レスポンスがいいこと。自分でプログラミングした結果をすぐに画面で確認できて、いろいろな手応えが得られます。 これが部品などだと、自分の手を離れ、装着されないと動きがわからず、モノづくりの実感が薄いのではないかと思います。
「なんとなくシステムの仕事をしたい」ではなく、「Pythonを学びたい」「Javaをやりたい」という目的意識の高い人が多いことです。そういうメンバーが集まっているから、榎本も話していたように、単なるSESで留まることなく、毎年新たなチャレンジを積み重ねられています。 実際、福田君のようなユニークなアイデアも生まれているので、今後も大切にしていきたいですね。
指示されたことをこなすだけでなく、自分で考え、提案できる人を歓迎します。当社はその人に合ったアサインを基本としていますが、決して現状のスキルのままでいい、ということではありません。持てるスキルを活かし、一歩ずつ前進してほしいと思います。 また、当社はボトムアップの考え方を重視しています。YESでもNOでも自分の考えを伝えてもらい、その中からよりよい方向を見出しています。 以前、私が在籍していた大企業ではそういうことはできず、思い通りにならない息苦しさがありました。そんな思いを皆にはしてほしくない。気持ちよく、自由でいられる会社でありたいと考えています。
2017年に設立し、人員も徐々に拡大している同社。大切にしているのは、一人ひとりの声を生かし、皆にとって居やすい会社にすること。受講費用負担等の独学支援しかり、インフルエンザの予防接種も社員からの提案で会社が全額負担している。 榎本代表は「福利厚生や会社体制も、まだ十分とは言えないから、皆のアイデアを生かして作っていきたい」と語る。 仕事と家庭を両立するひとり親のエンジニアに対してもクライアントとの信頼関係を元に、働きやすい環境を整えている。技術力の向上や活用に留まらず、エンジニアとして「よりよく生きる」ことにも期待が持てる会社として、ぜひチェックしておきたい。
記載されている内容は2021年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
履歴書の「趣味特技」欄で採用担当者の心を掴めないかと考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは履歴書の人事の...
いまいち難しくてなかなか正しい意味を調べることのない「ご健勝」「ご多幸」という言葉。使いづらそうだと思われがちです...
「ご査収ください/ご査収願いします/ご査収くださいますよう」と、ビジネスで使用される「ご査収」という言葉ですが、何...
選考で要求される履歴書。しかし、どんな風に書いたら良いのか分からない、という方も多いのではないかと思います。そんな...
通勤経路とは何でしょうか。通勤経路の届け出を提出したことがある人は多いと思います。通勤経路の書き方が良く分からない...