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【ワークスアイディ】やる気のあるエンジニアのポテンシャルを最大限に引き出す

更新日:2024年01月05日

インタビュー記事

エンジニア派遣や受託開発に留まらず、業務効率化の戦略も兼ね備えるワークスアイディ株式会社。エンジニア育成にも力を入れ、未経験でも働きやすい環境を整えています。アークテック事業部長を務める、松本竜也さんにお話を伺いました。

4つの武器を総合的に活用して、DXソリーションサービスを提供

4つの武器を総合的に活用して、DXソリーションサービスを提供

―ワークスアイディはどんな会社でしょうか?

松本:ひと言で表しづらいのですが、当社の大きな特徴として「4つの武器」が挙げられます。 1つ目は、ロボットによる業務効率化を実現する「RPAソリューションサービス」。2つ目は、ツールを使って業務を可視化する「業務可視化サービス」で、3つ目はデータ分析やビッグデータの活用を進める「データサイエンス」。そして、ITエンジニアの派遣や開発を請け負う「ITソリューション」の4つです。 これらの武器はバラバラではなく、お客様のニーズに応じて組み合わせた形で提供しています。たとえば、お客様のタスクを業務可視化で検証し、RPAの導入で作業量の削減を提案し、エンジニアが開発を担当する、という流れです。これを当社ではDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションと呼んでいます。 業務の検証から、改善提案、設計開発、導入まで、ワンストップで行う大手コンサル会社もありますが、エンジニアが200名ほどの規模でここまで行える会社はほぼありません。また、大手の銀行や官公庁、中小企業など、幅広い分野のお客様とお仕事をしております。

―開発内容として何かユニークなものはありますか?

松本:データサイエンス分野では、今まで経験や勘に頼っていた職人の技を、デバイスセンサーを使って統計を取り、後世に伝えたいと考えています。素材を引き立てるシェフの味付けやミリ単位の旋盤技術など、社外のセンサー技術者と手を組み、本格的に開発を進めています。 また、当社の取り組みに関心を持ってくださることが多く、アライアンスや協業の機会が増えています。企業財務に強いコンサル会社と提携し、業務改善コンサルティングを開発したり、RPAとAIとOCRをセットにした手書き書類のデジタル化サービスに携わったりなど、協業だからこそできる強みです。 単に案件に取り組むだけでなく、新しい分野にも仕事を広げやすいので、いろんな可能性にチャレンジできる会社だと思います。

AZITOで行う0からのエンジニア育成

AZITOで行う0からのエンジニア育成

―入社時の研修制度について教えてください。

松本:設計も構築も運用もできるフルスタックエンジニアの育成に力を入れており、基礎研修は専用の研修ルームを使って行います。開発言語やネットワーク、インフラ構築の知識を0から1にする基礎研修を2カ月ほど実施。その後、社内のいずれかのプロジェクトに配属され、OJTで実践力を身に付けます。

―研修ルームが新しくなったとお伺いしましたが、どんな雰囲気でしょうか?

松本: 2020年1月に本社隣のビルの一室を借り、マルチルーム「AZITO(アジト)」を開設しました。「AZITO」には、「はじまり=A」から「おわり=Z」まで「IT」で繋ぐ、という意味や、「未経験者=A」を「スペシャリスト=Z」に育成する、という意味を込めています。

AZITOで行う0からのエンジニア育成

松本:研修ルームのほか、打ち合わせスペースや大型のモニターを設置したフリースペースなど、さまざまな用途で利用していきたいと考えています。フリースペースにはゲーム機も置いてあるのですが、仕事の合間の気分転換にもなりますし、ゲームを通して新しいアイデアが浮かぶこともしばしば。多くの社員が活用していますね。

―エンジニアにとって恵まれた環境が整っているのですね。

松本:そうですね。ただ、単に「やりたい」と言って、すぐに環境が用意できるわけではありません。エンジニアのやる気を重視して、本気度を見る段階を設けています。それがメンター制度や課題提出です。 メンター制度は、何かやりたいことがあれば指導担当のメンターとコンビを組み、やりたいことに見合うスキルアップを目指すものです。半年後の成果を見て、希望プロジェクトに異動しています。 受託開発も希望者を募り、課題を与え、提出できた人の中から選考しています。受託開発チームは、8名中半分が未経験者。これからに向けた人材育成を重視しているので、課題に真面目に取り組む意欲ある人材に任せていきたいと考えています。

10年後も活躍できるエンジニアを目指して

10年後も活躍できるエンジニアを目指して

―メンター制度、未経験者育成、AZITOなど、独自の人材育成を展開している理由を教えてください。

松本:義務教育でプログラミングを教えるようになると、10年後には誰でもプログラミングの知識があり、プログラマーは特別な仕事ではなくなるかもしれません。その時に活躍できる人材になっていてほしいという思いも込めて、人材育成に力を入れています。

―御社ではどんな人材を求めていますか?

松本:意欲的な人、自分から行動できる人、コミュニケーション能力のある人。チャレンジできる仕組みは整っているので、どんどん活用していってほしいです。そういった意味で、受け身姿勢の人は当社には向いていないかもしれません。 また、コミュニケーション能力のある人材の採用を重視したら、エンジニアの約4割を女性が占めるようになりました。これは他社と比較しても、かなり高い数字だと思います。産休・育休も取得し、ママとして復帰する方やチームリーダーを務めている女性もいるので、男女問わず活躍できる会社です。 案件による変動はありますが、月間の残業時間の平均は20時間ほど。週休2日制で、休日出勤したら代休を取得できるので、5~10年と長く活躍している社員も多くいます。

―松本さんにとって、ワークスアイディはどんな会社でしょうか?

松本:単なるエンジニア会社で終わることなく、さまざまな分野で活躍できるように考え、自由に行動できる会社だと思います。 かつて自分で起業したことがあり、その事業が当社の一部に加わり、社長業から事業部長になったという経緯があります。でもやりたいことができる点では、社長時代と意識は変わりません。今後もエンジニアに求められるものをカタチにしていきたいと思います。

10年後も活躍できるエンジニアを目指して

エンジニア派遣や受託開発だけに留まらず、RPAやAI、データサイエンスなどの自社ソリューションも積極的に展開しているワークスアイディ。このほかコールセンターや事務系派遣も行い、業務の効率化をサポートする力を備えているのは、魅力であり大きな強みだ。 取材を通じて、会社の多様性を楽しみつつ、新しい価値を創造しようとしているのが、松本さんであることが伝わってきた。エンジニアのポテンシャルを引き出し、さまざまなプロジェクトに取り組める同社なら、エンジニアであることの楽しさを実感できるだろう。

初回公開日:2020年03月06日

記載されている内容は2020年03月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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