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更新日:2024年10月22日
フランス語で黒を意味するnoir。カタカナ表記でも使用されるノワールについていろいろな表現をご紹介します。意外と身近なところでも使われるnoirの表現方法。知っているとちょっとおしゃれな気分にもなれるフランス語の奥深さを堪能してください。
様々な言語で黒を表す言葉がありますが、フランス語では何というかをご存知ですか。フランス語で黒は「noir」「ノワール」と表現します。 noirは色を表すだけでなく、様々な表現に使われるのが特徴です。中には全く黒とつながりのない表現にも使われています。 今回はそんな知っているとちょっとおしゃれ度も増すnoirの使い方についてご紹介します。
noirは「黒い」を表現する形容詞です。 フランス語の名詞と形容詞には男性形と女性形があり、noirは男性形になります。黒い〇〇と〇〇の部分が男性形の名詞が入る場合、noirを使います。 ちなみに女性形は「noire」になりますが、読み方は同じノワールになります。
フランス語で黒いを意味するnoirですが、日本語でカタカナ表記にはいくつかあります。それが「ノワール」と「ノアール」です。 また「ヌワール」と表記されることもあります。このカタカナ表記の違いは一体何なのでしょうか。
noirのカタカナ表記の中で最も多いのが「ノワール」です。フランス語でoiは「ウァ」と読みます。 そもそもフランス語と日本語は発音が全く異なるため、日本語にぴったりした音を当てはめるのがとても難しくなります。そのため、いくつかの表記方法が生まれてしまいます。
ノワールの次にnoirのカタカナ表記で多いのが「ノアール」です。こちらはnoirの中の「r」の発音を重視した表記になっています。 フランス語の中でも最も難しい発音が「r」と言われています。これは日本語でピッタリ合う「r」の発音方法が存在しないためです。 カタカナ表記は複数ありますが、「ノワール」でも「ノアール」でも特に問題はありません。
日本語でも黒の表現方法は「暗黒」や「漆黒」「黒闇」などたくさんありますよね。noirでも同じです。 たくさんの意味や表現方法、使い方があります。フランス語をよく知らなくてもnoirやnoireとついていたら黒い何かを表すと知っているととても便利です。 また、黒を思わせるどこか闇や暗さのある意味合いを含んでいる表現が多いのもnoirの特徴です。
noirの最も有名な使い方は形容詞の「黒い」です。黒い猫や黒い雲、黒い空など日本語と同じように名詞とつなげることで使うことができます。 noirの使い方の中で最も簡単な使い方になります。
noirは黒よりもさらに深い黒を表す「漆黒の」という意味も表現することができます。 漆黒は「noir de jais(ノワール ドゥ ジェ)」と表します。「jais」単体でも漆黒や真っ黒を表現することもできますがnoirをつける方が一般的です。
記載されている内容は2019年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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