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【業界研究】通信業界の現状・動向・課題について

更新日:2023年12月12日

業界・企業研究

日本における通信業界と言うと、携帯の電波を提供している通信キャリア(通信業)と、テレビ番組を提供するテレビ業界(放送業)に大きくは2分されます。

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通信業界の現状

日本における通信業界と言うと、携帯の電波を提供している通信キャリア(通信業)と、テレビ番組を提供するテレビ業界(放送業)に大きくは2分されます。

通信キャリアには、 ・NTTドコモ ・ソフトバンク ・KDDI の通信3キャリアがあります。

テレビ業界には、 ・フジ・メディア・ホールディングス ・TBSホールディングス ・日本テレビ放送網 ・テレビ朝日 ・スカパーJSATホールディングス などがあります。

就活生の中には、通信業界は世間にも知られた大きな会社ばかりで、働けるなら働いてみたいという学生が多いかと思いますが、通信というものが何なのかを知っている学生は少ないのではないでしょうか。

ここで通信というものが何かを簡単に触れると、離れたパソコンや電子機器との間で様々なデータをやりとりするとことです。

通信キャリアが主に行っているのは、携帯とパソコン、携帯同士、その他の電子機器とパソコンなどなど、端末間のデータの送受信をするインフラの事業を担っています。

一方のテレビ業界は、テレビ局(正確にはテレビの電波塔)と家庭や公共の場などに置かれているテレビの間でデータをやり取りし、テレビという家電を通してお笑い番組や音楽番組、ニュース番組などが視聴できるようにしています。

通信業界はその莫大な売上規模から、日本のGDP成長率にまで影響を及ぼす、日本の産業の中でも中核を担う業界です。通信業界は通信業の切り口で見ると、今後も需要と成長の見込まれる期待が持てる業界です。特に世間で騒がれているAIやロボット、IT化のインフラを担っているのが、まさに通信業だからです。

放送業の切り口で見ると、広告を出すスポンサーがテレビ広告よりもインターネット広告に費用を掛けるようになってきていることから、メインの事業収益である広告収入が年々減少してきています。

しかし、平成23年の地上デジタル放送が開始して以来、放送と通信の融合が行われ、まだまだ模索中の段階ではありますが、新しい収益源となる新規ビジネスが今後生まれてくると期待されています。

よって、通信業界全体で見ると今後の見通しは悪くなく、実際に業界規模が毎年微増している業界となっています。

基本情報

こちらの基本情報、また業界シェアに掲げている数字は、から引用しております。

通信業界の市場規模は29兆0,152億円となっています。日本のGDPが2016年時点で504兆9917億円ということから計算すると、約17%超ものシェアを通信業界がひとつで占めていることになります。

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