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更新日:2024年08月18日
インテリア業界は、比較的堅調な業界として知られています。ベッドやソファ、机は生活必需品と言っても過言ではなく、ニーズが安定しているのが大きな理由です。しかし、ひとことにインテリアと言っても各社で戦略は様々。
堅調と言われるインテリア業界ですが、課題があるのは事実です。たとえば、前述したとおり、インテリア業界自体が長期縮小傾向であること。「少子化」「新設住宅着工戸数の減少」というふたつの大きな要因により、業界の縮小が進んでいくでしょう。
今は売上が好調でも、これから「家具が売れない時代」が到来するかもしれません。事実、高級家具や輸入家具を扱ってきた大塚家具は、2014年で4期ぶりの赤字を記録しています。中にはナフコや島忠のように高い営業利益を確保している企業があるのも事実。
ホームセンターでのインテリア雑貨を展開するなどして、幅広い年齢層の消費者からの様々なニーズに応えることで売上アップを実現。しかし、決して長く続くものではない、という懸念もあります。
今後、インテリア業界の動向としては、インテリア雑貨を扱うこと、住空間を総合的に提案することにシフトする企業が増えていくでしょう。守備範囲を広げ、変化し続ける消費者のニーズを総合的に網羅する。その末に、新しい市場を獲得する。そんな戦略が主流になるのでは、と思われます。
業界の課題として挙げられるのは、やはり、少子化や新設住宅着工戸数の減少に伴う市場の縮小にどう対応するか、という点です。現在は安定的な業績を残し続けているものの、これからは厳しい戦いが強いられる。
そんな企業も増えてくる可能性があります。業界研究も、自分自身の生活に照らし合わせて「これから自分はどんなインテリアを求めていくのか」「それに応じて、どんなブランドや商品を必要としていくのか」という観点を入れながら「求められるインテリア」を探していくのは有効かもしれません。
世の中にある様々な業界と同じく、インテリア業界にも変化と進化が求められます。企業規模だけでなく社風なども、業界研究のテーマにしてみるのは大切かもしれません。
今後の展開でキーポイントになるのは、新市場の開拓になるでしょう。「海外でも事業を展開しているか」という点は、業界研究をする上でも重要なテーマになってきます。
たとえばニトリの場合、インドネシアとベトナムに生産拠点を置いており、グローバル体制の確立を着実に進めています。これによって実現できるのは、幅広い品揃えと低価格の実現。すでにニトリで買い物をしたことがある方も多いと思いますが、店内にある商品点数とリーズナブルさは群を抜いています。
特に後者については、製造小売だけでなく物流や配送まで自社で実施する体制を確立しているニトリだからこそできる戦略でしょう。企業としてどこまで事業の幅を広げられるかも、インテリア業界の業界研究をする上でぜひ調べておきたいところです。
もうひとつ、今後の展開で注目したいのは、新ブランドの設立です。ニトリだけでなく、多くの企業が新ブランドを立ち上げ、新しいニーズの開拓を推進しています。今までにない形の売上を創出する意味で、新ブランドの設立は重要課題のひとつ。
インテリア業界を形成する企業の歴史を調べると、新ブランドをこれからも打ち出せる企業であるかどうか、少しずつ判別がついてくるかもしれません。
本田榮二さん著の「図解入門業界研究最新インテリア業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本」は、一読の価値ありです。商品としては身近であるインテリア業界も、業界自体の構造はまだまだ知られていないところがたくさんあり、読めば読むほど目から鱗が落ちるでしょう。
読みやすい文章も、就職活動や勉強で忙しい学生の皆さんにとっては嬉しいポイント。負担を感じることなく、スムーズに読み進めることができます。
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