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【業界研究】インテリア業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年03月03日

業界・企業研究

インテリア業界は、比較的堅調な業界として知られています。ベッドやソファ、机は生活必需品と言っても過言ではなく、ニーズが安定しているのが大きな理由です。しかし、ひとことにインテリアと言っても各社で戦略は様々。

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インテリア業界の現状

インテリア業界は、比較的堅調な業界として知られています。ベッドやソファ、机は生活必需品と言っても過言ではなく、ニーズが安定しているのが大きな理由です。しかし、ひとことにインテリアと言っても各社で戦略は様々。

まずは、インテリア業界を形成する各社の戦略を見てみましょう。業界研究のテーマのひとつとしてもぜひ活用してください。

まず、ニトリホールディングス。「お、ねだん以上」というキャッチコピーで知られているこの企業は、インテリアチェーン「ニトリ」を全国各地だけでなく台湾にも展開しています。

店舗展開の特徴として言えるのは、SPAと呼ばれる製造小売業の手法を導入して、ロードサイドを中心にした大型店を展開していることです。商品自体も、海外から自主企画・開発した商品を輸入。リーズナブルな価格で販売・展開するビジネスモデルを確立しています。

次に紹介するのは「無印良品」のブランドで知られる良品計画。こちらもニトリと同じく国内外で事業を展開しています。デザインはできるだけシンプルに。使用する素材は上質なものを。ニトリとは違うコンセプトが多くのファンを獲得しています。最近ではアジアやヨーロッパにも進出しており、「無印良品」というブランドはグローバルになりつつあります。

近年は、以前はシェアが低かったものの、徐々に伸びてきた企業も増えてきました。たとえばミサワ。「unico」と呼ばれるブランドを展開。主要都市を押さえる販売戦略を展開し、20代〜30代のシングル層や女性からの支持を得ています。シンプルでナチュラルな雰囲気が、多くのファンを生み出しているのです。

現状1:基本情報

近年では国内における新設住宅着工戸数が順調に増えており、インテリア業界もそれに伴って市場が拡大しています。しかし、長期的にみると、少子高齢化の影響を避けることはできません。新設住宅着工戸数の減少も予想されます。

業界の動向

リーマンショックまで遡ると、2009年は高価格帯の商品を含め、全体的に消費が落ち込みました。

しかし、東日本大震災の後では、地震によって壊れた家具を買い変えるという「買い替え需要」が出てきました。それ以降、着実にインテリア業界の規模は伸びてきています。

近年では、比較的高価格帯の部類に入るベッドの販売数が伸びてきています。布団で寝ていた人がベッドに移行する。そんな動きが強くなってきています。

全日本ベッド工業会の調査をまとめた「ベッドの地域別普及状況の推移」をみると、1996年には53.5%だったベッドの普及率は、2002年には6割を超えました。その後も堅調な伸びを記録しています。

これからは、リーズナブルな商品だけでなく、高額な商品のシェアも増加する可能性があります。先入観にとらわれず、様々な視点で業界研究をすることをお勧めします。

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