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更新日:2024年07月11日
不動産業界とは、その名の通り不動産で収益を得る業界のことです。不動産とは主に法律で用いられる概念であり、多くの場合において土地とその定着物を指すことが多いようです(民法86条)。
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不動産業界とは、その名の通り不動産で収益を得る業界のことです。不動産とは主に法律で用いられる概念であり、多くの場合において土地とその定着物を指すことが多いようです(民法86条)。
建物自体でも土地とは別個の不動産とみなされていたりもしますが、ビジネスで不動産を扱う場合は、必ず土地から始まります。不動産は立地がすべてです。
駅からの距離、周辺環境、地形とあらゆるものが関係します。道路付けも大切で、建物は4メートル以上の幅の道路に、2メートル以上接している土地の上でなければ建てることはできません。
そして最も重要なことは、「その北側に何があるか」です。北半球に位置する日本では、南側に高い建物が建つとその北側の建物の日照条件が変わってしまうからです。
この用地の取得業務を行うのが「不動産開発業」です。不動産業界の仕事のなかでも最も難易度が高く、デベロッパーとも呼ばれています。
他にも、不動産を「売りたい」「買いたい」というニーズの間に立って取引をまとめていく「不動産流通業」、集合住宅やビルを所有し法人や個人に貸し出す「不動産賃貸業」、ビルや商業施設などを建物のオーナーから委託されてメンテナンスや清掃などを代行する「不動産管理業」とあり、これらがすべて関わりあって不動産業界を形成します。
以下、主要企業をまとめました。
不動産を扱うだけあって、不動産業界の市場規模は大きいです。財務省の「法人企業統計調査」によると、日本国内においては4番目の大きさを持つ業界となっています(1:自動車業界、2:建設業界、3:医療業界)。
ただ、平均年収が年ごとに変動する業界としても知られていて、今回のこの618万円という数字は日本の平均年収よりも高めに出ましたが、これは不動産価格が上がり、マンションの売れ行きも好調という追い風を受けてのものと考えることができます。
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