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【業界研究】カラオケ業界の現状・動向・課題について

更新日:2023年12月11日

業界・企業研究

2015年、カラオケ業界の2大メーカーが揃って新商品を発表したことで、カラオケボックス市場を中心にフルモデルチェンジしたカラオケ機器が導入されました。

また、コシダカは韓国以外に、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムへの出店も検討していますが、環境の違う状況でカラオケがどこまで受け入れられるか未知数の部分も多く、ビジネスとしては課題が残っています。

業界の今後の将来性

収益確保の多様化を

カラオケ業界の需要が伸び悩んでいる現在、カラオケだけでは大きな成長は見込めません。ゲームなど他の室内娯楽も合わせて楽しめる施設づくりも必要となってくるでしょう。

また、カラオケ業界では、カラオケボックス内での飲食で3割程度の売上を確保する営業形態が一般的ではありますが、他業種展開しているカラオケ関連企業では、カラオケボックスと同じビルに自社が運営するレストランを出店させるなどして、複合的に収益を確保していくという手段も活用したいところです。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

本ではありませんが、カラオケの歴史から、カラオケ業界の概要と市場規模をまとめた「カラオケ白書」の抜粋も掲載されていますので、業界研究の一環として目を通してみるのもいいかもしれません。

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