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【業界研究】カラオケ業界の現状・動向・課題について

更新日:2023年12月11日

業界・企業研究

2015年、カラオケ業界の2大メーカーが揃って新商品を発表したことで、カラオケボックス市場を中心にフルモデルチェンジしたカラオケ機器が導入されました。

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業界の現状

DAMとJOYSOUND

もちろん、2大メーカーとは、「第一興商」と「エクシング(ブラザー工業グループ)」になります。以前は、第一興商、エクシング、BMBの三つ巴でしたが、2010年にエクシングがBMBを完全子会社化したことにより、カラオケメーカーは第一興商とエクシングの複占状態となりました。

現行機種は、以下のとおりです。

  • 第一興商:LIVE DAM STADIUM(DAM)
  • エクシング:JOYSOUND MAX(JOYSOUND)

さて、このDAMとJOYSOUND、何が違うのでしょうか。簡単に、まとめてみます。

  • 直営店の数(ビッグエコー):約480店舗
  • 音:原曲の再現性が高い
  • 曲数:約20万曲
  • その他:メディアへの露出が多かった(『関ジャニの仕分け∞』のカラオケ得点対決のコーナーでLIVE DAMの「精密採点DX」が使われていた)

  • 直営店の数(JOYSOUND直営店):約100店舗
  • 音:最新機種で音が良くなった
  • 曲数:約26万曲
  • その他:ボカロ、アニメコンテンツの導入が早い

というわけで、直営店の数と音の再現性という点で、今のところDAMのほうが若干優位に立っています。ただ、この2015年に発売された両機種でみる限り、どちらも性能が高く、そこまでの差はないというのが実情のようです。

現在は、このカラオケ機器がさまざまな環境でレジャー・エンターテインメントとして楽しまれています。

基本情報

  • 市場規模:6,144億円
  • 労働者数:2,154人
  • 平均年齢:40.0歳
  • 平均勤続年数:9.3年
  • 平均年収:621万円

カラオケ業界の市場規模は6,144億円とそこまで大きくはありませんが、平均年収621万円は十分に高い数字となっています。6,144億円の内訳ですが、カラオケボックス市場:3,979億円、酒場市場:1,732億円、旅行・ホテル市場:55億円、その他の市場:378億円となっています。

酒場市場とは主にクラブ・スナック・居酒屋などを指し、旅行・ホテル市場は、観光バスやホテルを指します。そして最近は、その他の市場で高齢者施設や福祉施設といったエルダー市場が売上を伸ばしています。

仕事内容

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