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【業界研究】小売業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年07月10日

業界・企業研究

小売業界と一言で言っても、明確に小売業界がどのような業界なのかをイメージできる学生さんは少ないのではないでしょうか。

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小売業界の現状

小売業界と一言で言っても、明確に小売業界がどのような業界なのかをイメージできる学生さんは少ないのではないでしょうか。

小売業界というのは、一般消費者を対象に、物の販売やサービスの提供を行う会社を指します。もう少しおおざっぱに表現すると、お客さんに物を直接売る商売をしている業種のことです。

ここで重要なのは「お客さん」というのが、消費者であり、法人格を有した会社ではないことです。そのお客さんが法人の場合は卸売業界に該当し、メーカーが作ったものをメーカーから仕入れて、小売業界に販売する、いわゆる問屋さんの商売になります。

小売業界にはコンビニ、スーパー、百貨店などの他店舗展開をしているようなものから、八百屋さん、お魚屋さん、タバコ屋、酒屋まで様々な種類があります。

時代とともに変化するニーズ

小売業界は、消費税が8%になる増税前の駆け込み需要や世界金融危機など、その時々の情勢やイベントに業績が大きく影響を受ける業界です。

昨今は、比較的安定した情勢に加えて、アベノミクスなどの経済的なプラスのニュースが多い影響もあって、業界の売上は落ち着いた推移を見せています。コンビニやスーパーなどの店舗が小さい規模の業態は、売上が拡大してきており、今後に期待が持てる業態になっています。

しかし、一時期は小売りの代名詞でもあった百貨店は、消費者の高級志向からの変化もあり、かなり苦しい戦いを強いられています。特に地方の百貨店は、経営に息詰まって廃業に追い込まれるケースが後を絶たない状況となっています。

イオンモールなどの何でも揃えた大規模なモールやショッピングセンターに人を取られてしまい、中途半端なコンセプトの地方の百貨店は苦境に立たされる一方となっています。

小売業界ではコンビニやスーパー、モールやショッピングセンター以外にも堅調に規模を拡大させている業態があります。消費者の目まぐるしく変化するニーズに対応したり、商品サイクルに小回りを利かせたり、どの層にも対応できる品揃えをすることで消費者の心を鷲掴みにして成長を遂げている業態があります。

ドン・キホーテなどの最新スタイルの小売業者です。このような業者は品揃えの豊富さに加えて、流行りのものをすぐに店頭に並べたり、季節ごとに細かく商品を買えたりすることで、お店にお客さんを呼び込んで売上を拡大させています。

現状1:基本情報

小売業界の市場規模は、56兆3,953億円となっており、全部の業界の中でも大きな市場規模になっています。食料や日用品などは必需品のため、景気に関係なくそれなりの売上規模が上がります。

そのため、小売業界は市場規模が急激に下ることはなく、大きな規模を毎年維持しています。小売業界で働く労働者数は267,071人で、市場規模の大きさもあって、多くの人達が働いている業界になります。この業界で働く人の平均年齢は38.0歳で、平均勤続年数は10.3年になります。

気になる平均年収は484万円で、あまり多くの給料をもらえる業界ではないことが分かります。小売業界は肉体労働の側面もあるような厳しい労働環境ですが、それに対する給料などの待遇があまり良くないため、退職者による人材の入れ替わりが多い業界となっています。

それによって、労働者の勤続年数は比較的短く、平均年齢も他の業界と比較すると若い人材が多い業界になっています。

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