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【業界研究】プラント業界の現状・動向・課題について

更新日:2020年11月06日

就活の業界・企業研究

電力プラント、通信プラント、化学プラントなど、プラントにはさまざまな種類がありますが、共通しているのがどれもモノをつくるのに欠かせない生産施設であるということです。そして、その生産施設の設計・調達・工事・試運転を一括して請け負う産業のことをプラントエンジニアリング業と言います。

業界の今後の将来性

設備の自動化を

現在、プラント業界の環境は大きく変化し、プラントに対する要求も変わりつつあります。

国内の労働人口は2005年の6,870万人を頂点に年々減少し、2025年には6,260万人にまで減少すると予想されています。また、それにともない30〜40代を中心とした労働者がとくに減少し、生産現場では深刻な若年労働力不足に陥るとの予測もあります。

中国、韓国、インド等の新興国における生産性は格段に上がり、先進国のそれに匹敵するものになっています。労働力が減っていくという状況のなかで、プラント業界は、これらの新興国に立ち向かい、生産性の向上という問題に立ち向かわなければならないのです。

これまでのプラント業界では、たくさんの優秀な技能者たちの勘と経験に頼っていた部分が少なからずありました。技能者が多いということは、それだけコストがかかるということでもあります。

つまり、プラント業界が全体として変革のときにあるということです。生産設備の効率的な運転をはじめとする人為的な業務を、そろそろ理論化して自動化する必要があるのではないでしょうか。

自動化によってもたらされるメリットはたくさんあります。品質と生産性が確保できます。そして勘と経験も要らなくなります。カギは、近年における環境の変化を好機ととらえ、業界自体で変わることです。変化に対応できれば、自ずと未来は開けるでしょう。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

専業3社のうちの1社である東洋エンジニアリングが、プラントエンジニアリング業について実務者の視点から解説した本で、プラント業界の「プロジェクトマネジメント」の在り方に特化した内容になっています。

発行が2003年と古く、情報として時代遅れになってしまっている部分が多々ありますが、プラント業界についての業界研究本はほとんど見当たらないので、この業界を志望される方は参考程度に目を通しておくといいかもしれません。

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