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【業界研究】重電業界の現状・動向・課題について

更新日:2020年11月06日

就活の業界・企業研究

重電とは、電気機械のうちとくに大型のものを指します。テレビ、洗濯機、電気調理器具、空調機器といった家庭で使われる電気製品(通称、家電)を軽電製品と呼びますが、それに対応する形で発電施設や工業施設、商業施設などで用いられる設備が重電と呼ばれます。

しかし、日本の重電業界は高い技術力を活かした高度な製品には強みがあるものの、新興国のレベルに応じた重電製品を大量生産することには慣れていません。日本の重電業界の未来は、新興国を新たなビジネスの拠点とし、そこから新興国の要求するレベルに応じた製品を、さらに競争力のある価格でグローバルに展開できるかどうかにかかっています。

IoT技術の活用による差別化ができるか

IoT技術の活用とは、発電機のみならず、発電所全体の運転を安全にできるようにするサービスのことを指します。

上記でも述べたとおり、交通システムや電力などの整備には高性能な製品も重要になりますが、顧客にとっては運用・サービスに関するノウハウがそれ以上に重要になります。石炭火力発電、原子力発電等の発電所の最適運転・予兆運転といった安全運転の分野において、日本の重電業界が優れたサービスを開発できれば、米GEや独シーメンスとの差別化も可能となり、さらなるビジネスチャンスとなるのは間違いないでしょう。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

2009年に7,800億もの赤字を出した日立製作所の経営改革について書かれた本です。重電業界のなかの1社である日立の、さらに経営という分野だけにスポットライトをあてていますので、業界研究をするには情報的に物足りない内容になりますが、日立という巨大企業グループの内情についての記述も多いので参考程度に読むことをします。

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