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更新日:2024年10月29日
「エントリーシートを書いていたら緊張のあまり字を間違えてしまった」「書きあがったエントリーシートを見直すと誤字だらけ」などなどエントリーシートを書くにあたって一番怖いのが誤字脱字です。就活の第一関門であるエントリーシートですが、果たして「誤字」は許されるのでしょうか。エントリーシートの誤字について考えてみましょう。
目次
これを面接官側から考えるとどう見えるでしょうか。自分のミスへの対処の手間を惜しむような就活生を企業は欲しいと思うでしょうか。そう考えてみると誤字・脱字への対処法としては「エントリーシート」を書き直すがベストであることはおのずから分かるかと思います。
エントリーシートの入手方法は①企業のHPからダウンロードする②企業にメールして送ってもらう③資料請求の際に郵送される、の3種類に大別できます。①「企業のHPからダウンロードする」方法ですが、近年は企業HPからダウンロードし説明会などに持参する形式の企業が増えています。
また、HPからダウンロードする企業でなくともエントリーシートの入手法などの情報を記載している企業がほとんどですから企業HPには必ず目を通すようにしましょう。またエントリーシートの入手方法が分からないからと言っていきなり企業に電話をしてエントリーシートを送ってもらうよう頼むことは絶対にしてはいけません。
ほとんどの企業ではエントリーシートの入手方法は企業HPに記載しているのですからそれを確認もしないで電話をすることは失礼にあたります。修正の仕方だけでなく、就活全般に言えることですが企業に電話で問い合わせることは最後の手段だと考えるようにしましょう。
②「企業にメールして送ってもらう」という形式の場合は必ず件名に「エントリーシート送付のお願い」などというように件名を入れるようにしましょう。そして文頭には宛名を、文末には署名を記入することを忘れないようにしましょう。
文章が長すぎても失礼に当たりますので、エントリーシートの送付の依頼であると分かるように簡潔にまとめましょう。メールの文章ひとつとっても基本的なビジネスマナーが要求されるのが就活です。
③「資料請求の際に郵送される」のパターンの場合はもう一度企業に資料請求をする際に、修正のために再度資料請求するという旨を伝える方がよいでしょう。
企業側も資料請求した就活生の住所は把握していますからいぶかしく思われずに済みます。合同説明会で入手する方法しかない場合はどうしようもありませんから企業側に問い合わせて判断を仰ぐか先述した「二重線と訂正印」の方法で修正するか選んでください。
誤字・脱字が4か所以上あるので二重線で訂正するわけにもいかず、かといってエントリーシートを再度入手するには時間がないという場合の最後の手段が「修正液・修正テープ」を用いた修正です。
しかし、正式な書類において修正液・修正テープを用いることができないように、これはあくまでも最終手段に過ぎませんから時間がない場合以外では決してお勧めできない方法です。
正式な書類において修正液・修正テープを使うことができない理由は書類ねつ造につながりかねない行為を防ぐためです。エントリーシートも企業にとって重要な書類ですから、それに修正液などを用いることは「ビジネスマナーがなっていない」ことを露呈してしまいます。もしこの方法で修正したとしたらエントリーシートの見た目だけの判断では他のライバルに差をつけられている状態です。何とか面接で挽回できるようにしっかりと対策するようにしましょう。
重要な書類に使ってはいけない文房具つながりですが、最近発売されている「消せるボールペン」も間違って使用しないように気を付けましょう。一見普通のペンで書いた文章と見分けがつきませんがエントリーシートをコピーして控えを取る際に、「消せるボールペン」で書いた文章は消えてしまうのです。コピー以外では夏場の社内などの高温の環境でも消えてしまう場合があります。このようなリスクがあるため「消せるボールペン」で記入しないように気を付けましょう。
今まで述べてきた修正法は全て「紙のエントリーシートの誤字修正」の話でした。最近の企業では企業HPからダウンロードしたエントリーシートにパソコンから記入してメールで送付するという形式のところも増えてきています。このような企業でメール送信後に送ったエントリーシートの間違いに気づいた場合はどのように対処するべきなのでしょうか。
このような場合まずは企業HPの就活生向けのページを丹念に確認するようにしましょう。ネット出願の形式を取る大半の企業ではエントリーシートに間違えがあった場合の対処法が記載されているものです。HPも確認せずに慌てて直接電話で問い合わせるのはマナー違反です。
もし企業HPに対処法が載っていない場合はメールを通じて修正を行うことになります。メールですが、企業が就活生用問い合わせアドレスを設けてる場合は就活用アドレスへ、設けていない場合は一般問い合わせアドレスに送ります。前述したメールのマナー通りに件名・宛名・署名を忘れないようにしましょう。企業は毎日問い合わせメールを確認しますからこの方法で問題無いのですが、もし不安ならば大学の就職課に問い合わせてみて下さい。
メールで送信する形式ではこのような事態が起こることは往々にしてよくあることですのでこのことをもって心証が悪くなることはないので安心して下さい。就活で大切なことは「失敗」そのものではなく「失敗にどう対処したか」という姿勢なのです。「誤字」ひとつとってみてもそれを垣間見ることが出来るのです。
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