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更新日:2024年10月27日
履歴書・エントリーシートの免許・資格欄、ただ持っている免許や資格を書きさえすれば良いと言うわけではないのです。この免許・資格欄を上手く書いた場合とそうでなくただ漫然と書いた場合とでは同じ内容でも採用担当者の評価が変わってきます。
目次
免許・資格欄が空欄だと不安を覚える方も多いでしょうが安心してください。確かに免許・資格欄をしっかりと書けている場合の効果は絶大なものです。しかし免許・資格欄はあくまで「自己PR」の延長に過ぎません。「自己PR」が自身の能力・行動をエピソードや成果でアピールするのに対して免許・資格は「成果」だけでアピールする欄ですから、免許・資格欄が空白ならばその分「自己PR」で自身の努力や能力を示せばよいわけです。
ただし資格・免許を大学在学中に取得して入社するのが当たり前という業界・職種もあります。この場合は「資格・免許をもっていない」理由を合理的に説明できるようにし、かつ「自己PR」や「志望動機」で挽回しなければならないでしょう。今所持していなかったとしても、ある資格を取得のために勉強中であれば「○○取得に向けて勉強中」という風に記載する方法もあります。
持っている免許・資格の数が多すぎて入らないという人も中に入ることでしょう。そういう人はどうすればよいのでしょうか?
まず、一つ目は複数レベルある免許・資格を所持(例えば秘書技能検定2級と3級を所持)している場合、最上位の免許・資格のみを書くあるいは最上位の免許・資格の横に括弧書きで下位の資格の取得年月日を記載するという方法があります。免許・資格の数が多すぎて入らないケースの大半はこの方法で解決できます。
それでもまだ免許・資格の数が多すぎて減らす必要があるという場合には「応募先の業界に関連するもの」「応募先企業が求めているもの」「自分が採用担当者なら評価するもの」という観点から免許・資格を絞っていき欄の中に収めるようにしていきましょう。
履歴書・エントリーシートの免許・資格欄は基本的に取得年月順に記載していきます。取得年月の記載を西暦・元号のいずれで書くかは学歴・職歴の項目と合わせましょう。取得年月を記載するのであって、受験日や交付日(自動車免許など)ではありませんので注意してください。
履歴書・エントリーシートに免許・資格を記載する際には正式名称で記載しなければいけません。また、取得資格が国家資格である場合は資格の名称のみで構いませんが民間資格の場合はその資格の実施団体も合わせて記載するようにしてください(例:簿記検定→日本商工会議所簿記検定)。
有名資格の正式名称を以下に示します。
MOS:Microsoft Office Specialist 漢検:日本漢字能力検定 英検:実用英語技能検定 習字:毛筆書写検定 珠算:日本商工会議所珠算能力検定・全国珠算教育連盟珠算検定 秘書検:秘書技能検定 簿記:日本商工会議所簿記検定 初級シスアド:初級システムアドミニストレータ 宅建:宅地建物取引主任者
普通自動車免許:普通自動車第一種運転免許 普通自動車二種:普通自動車第二種免許 大型免許:大型自動車免許 大型第二種免許:大型自動車第二種免許
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