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「一般事務」への志望動機の書き方と例文紹介|ポイント・注意点など

更新日:2024年10月20日

書類選考・ES

一般事務を志望する就活生向けの履歴書の書き方についてご紹介します。一般事務に限らない話ですが、履歴書の志望動機は以下のフレームワークに従って展開するのが基本です。

「他人の仕事をサポートするのが好き」「資料をまとめるのが向いている」「言語スキルを国際企業の事務職として活用したい」など「事務職」というのを前面に押し出しましょう。

②応募先企業への志望理由も書く

一般事務職はどこの業界・分野の企業でもだいたい似通った業務内容です。だからこそ「なぜこの企業なのか」ということが分かる志望理由は担当者の目を引きます。

自身の「就活の軸」なども参考にしながら上手い書き方を考えてください。ここで注意すべきことは「企業の取り組み・業務・製品」への思いを強く述べるあまり「じゃあなぜ製品開発じゃなくて事務志望なの?」とツッコミがこないようにすることです。

「自分は事務に向いている」そして「事務として働くならこの企業がいい」というスタイルから逸脱しないように注意してください。

③自身の長所・性格などのアピールポイントも「一般事務」につなげられるものにする

一般事務職のみならずどの職種の志望理由にも当てはまりますがその長所・性格が「一般事務」として働くにあたりどのように役立つかという視点を忘れないでください。具体的なエピソードや資格取得なども絡めると説得力が増してよいです。

④入社への意気込みは必ず書く

これも志望理由の原則ですが、入社後にどう働くかつもりかを必ず書くようにしましょう。これがあるのとないのでは完成度、アピール効果が段違いです。

一般事務として会社に採用をもらうためにすべきこと

一般事務はどの企業にも必要な職種なのですが、裏方で一見地味な役回り、しかもどの業界・分野の企業でもだいたい業務内容は同じということもあり、エンジニアや営業など他の職種の新卒採用に比べると「この企業に是非とも入りたい」というアピールをしにくい職種です。

だからこそ「この企業に入社したい」という点を明確にできればライバルに差をつけることができます。

また、志望理由を書く以前の段階で「秘書検定」「日商簿記検定」「MOS」などの資格を何か取得しておくようにしましょう。派遣社員の雇用増加、IT技術・電子機器の普及、AI・IoTといった新IT技術の影響で今後ますます正社員としての一般事務職の枠は小さくなっていくと思われます。

限られた枠を高倍率で争う際、どれだけ能力があるのかをアピールするには資格などの具体的な成果を持ち出すしかありません。それらがあれば「資格・免許」欄のみならず志望理由の欄でも「貴社の事務職になるために○○を取得しました」というように強力な武器となってくれます。

事務職に求められる性格・能力を押さえることで「魅せる」志望理由が書けるのです。

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