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【履歴書】人事の心を掴む「趣味/特技」欄の書き方と例文20個

更新日:2024年08月22日

書類選考・ES

就職活動では、必ずと言って良いほど、気になる企業に履歴書などの書類を応募したり提出したりすることになります。

とはいえ、履歴書から分かるその人の人柄や能力は、非常に限られたもの。人の生き方や能力を把握するのに、書類1枚では情報量が足りないですよね。

その為、趣味や特技といった項目を、単なるプロフィールとして見る面接官は、少ないと考えられます。趣味や特技などの項目も、その人に会ってみるかどうかの、合否の判断材料の1つとして見られている可能性が高いのです。

面接で有利になる可能性もある

履歴書やエントリーシートは、その選考を受けている間、ずっと皆さんの人柄などを把握する資料として使われ続けます。

その為、趣味や特技も、単に書類選考を突破する為のアピールとして使われるだけでなく、面接などで質問される可能性もあります。

ユニークな趣味や企業の仕事に活かせそうな特技の場合は、面接を有利に進めることができます。面接官や人事担当者が趣味や特技について質問してきた時でも、上手く回答をすることができれば、そこから話が弾むこともあります。

このような観点からも、趣味や特技は内容をよく考えて、しっかり記入することが大切なのです。

企業それぞれに合わせて趣味・特技を示す

上記で、趣味や特技も、選考の対象として見られていることをご紹介しました。では、面接官に興味を持ってもらえる趣味や特技とは、どのようなものなのでしょうか?

それは、企業によってそれぞれ分野が違いますので、一概にこれとは言えませんが、企業に合わせた趣味や特技を提示するようにしましょう。例えば、志望企業がIT企業であれば、「プログラミング」を特技や趣味として履歴書に記入していると、IT企業にとって魅力的に感じるのです。

逆に、志望企業がパソコンとは無縁の業界や職種の場合は、プログラミングが特技であっても魅力的だとは感じない可能性があります。なぜなら、プログラミングが得意な人を採用しても、その特技や趣味を活かすことができないからです。

このように、「企業にとって魅力的な趣味・特技」というのは、その企業の業界や職種によって違います。その為、履歴書に特技や趣味を書く時は、企業に合わせて魅力的だと感じされるものを書きましょう。

志望企業の業界や業務内容に合う、仕事に活かせる趣味や特技を書くことで、面接官や採用担当者に「魅力的だ」と思わせることができます。

履歴書に趣味・特技を書き入れるまでの流れ

続いて、履歴書に趣味や特技を記入するまでの流れについてご紹介していきます。

まずは、自分の趣味や特技について、自分自身で把握することが大切です。いくつかの企業に履歴書を送る場合、それぞれの企業の特徴や業務内容を理解しておくことも重要です。

次に、特技や趣味に関するエピソードを探していきます。例えば、大会やコンクールなどで実績がある場合は、その時のエピソードを詳しく書いていきます。特に実績がない場合は、その特技で物事が有利に進められた経験や趣味を通して得たもの、体験した貴重な経験などをエピソードとして書くこともできます。

また、もし履歴書やエントリーシートが通ったら、面接に行くことになるかもしれません。その際に、履歴書の内容を参考にして、趣味などを尋ねられる可能性があります。質問に答えられるか、趣味・特技から会話を掘り下げて話すことができるかなども、考えておくことをおすすめします。

履歴書に書く趣味・特技の見つけ方

「趣味・特技」と言われて、パッと何かが出てくる人というのは、案外少ないもの。実際には、「読書かな…?」などと、考えてもこれと言ったものが思い浮かばない方は、たくさんいると思います。

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初回公開日:2022年11月17日

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