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更新日:2024年08月17日
イヤホン使用者であれば一度は経験してしまうのが断線です。今回はイヤホンの断線について、予防法や対策法、さらに断線してしまった場合の修理方法をご紹介していきます。ハンダを使わずに修理する方法もご紹介しますので、工具の扱いに不慣れな方も目を通してみてください。
目次
スマホの普及で、私たちの生活は大きく変わりました。いつでもどこでも手軽に音楽を楽しめるようになったほか、バスや電車の中でゲームをする人の姿も、珍しいものではなくなりました。それに合わせて、イヤホンの需要はより高まっています。今では、イヤホンはスマホ使用者にとって必需品といっても過言ではありません。 しかし、そんなイヤホン使用者にとって、頭を悩ませる問題があります。それが、イヤホンの断線です。 さっきまで問題がなかったはずなのに、片方から音が全く出てこない。ところどころ音が途切れてしまいはっきりと聴こえない。左右の音量のバランスが悪くなったように感じる。これらは、イヤホンの断線が原因となっている可能性があります。この状態では、イヤホンが本来の役割を果たしているとはいえません。 イヤホン使用者であれば誰もが経験するこの断線問題ですが、なぜイヤホンは断線してしまうのでしょうか。
イヤホン断線の原因は、イヤホン使用者がついやってしまう行動に隠されています。イヤホンコード内にある線はとても細く、繊細です。そのため、乱暴に扱うなどして強い力が加わると、簡単に断線してしまう恐れがあります。何気なくやってしまう行動を見直して、お気に入りのイヤホンを長く使っていけるようにしましょう。
みなさんはイヤホンを使用しないとき、バッグの中にどのようにしまっているでしょうか。長いコードがバッグの中で絡んで邪魔にならないように、スマホやゲーム機、もしくは音楽プレイヤーなどに巻きつけている方も多く見られます。 実はこの行動が、イヤホン断線の原因となってしまいます。イヤホンを巻きつけることで、プラグの根元やイヤーピースの根元など、コードとコードの境になっている箇所に強い力が加わり、中の導線は大きく折れ曲がった状態です。これがイヤホンにとっては大ダメージになってしまいます。 簡単にコードをまとめられるためやってしまいがちな収納方法ですが、イヤホンの断線を防ぎたいのであれば、今すぐやめましょう。
イヤホンをプラグから抜く時、みなさんはどのような抜き方をしているでしょうか。急いでいるときや面倒なときは、イヤホンコードの中央あたりを握り、そのまま引き抜いてしまっている方もいます。 この抜き方が、イヤホン断線の原因になってしまいます。前述のとおり、イヤホンの中を通っている線は非常に細く繊細です。乱暴に引っ張ってしまうと、外からはわからなくても中で断線している場合があります。断線を防ぐためには、プラグ部分を持って丁寧に引き抜くようにしましょう。
イヤホンを使っていると、気をつけていてもなかなか防げないのが断線です。断線してしまったイヤホンは音をきれいに伝えることができないため、そのまま使う続けることはおすすめできません。ですが、高価なイヤホンを購入した場合やお気に入りのイヤホンであった場合は、買い替えるのもためらわれてしまいます。 断線したイヤホンを買い替えたくない場合には、修理をするという方法もあります。確実なのは販売しているメーカーに依頼をすることですが、保証外の場合は有償になってしまうほか、なおったものが手元に届くまでに時間がかかってしまいます。 断線してしまったイヤホンは、基本的にハンダごてを使用しての修理が必要になります。ハンダごて自体は比較的低価格で購入できますが、火傷などのリスクがあるほか、使用に慣れていない方も多く、敷居が低いとは言い難い方法です。
趣味や仕事で使わない限りハンダは一般家庭に常備されているものとは言いがたく、また取り扱いに自信がない・不慣れな方も多いため、ここで自力修理を諦めてしまう方もいらっしゃいます。ですが、比較的軽微な損傷である場合や、まだ断線まで進んでいない場合は、自分で処置をすることも可能です。 ここでは、特別な技術や道具を使わずに、手軽に揃えられるもので修理できるのかについてお伝えします。ただし、自分で手を加えてしまった場合にはメーカーが修理を受け付けてくれなくなってしまうケースが多く、失敗してしまった場合にはイヤホンを処分するしかありません。 以下の方法を試す場合は自己責任でお願いします。自信がないという方はメーカーに修理を依頼するか、買い換えるようにしましょう。
イヤホンを長期間使用していると、カバー部分に亀裂が入り、中の線がむき出しになっている状態になってしまうことがあります。この状態は断線しているとは限らないため、音に問題がないとそのまま使い続ける方もいます。 ですが、断線を防止するためのカバーがない状態で使い続けているのは、やめたほうが無難です。細い線がむき出しの状態だということは、いつ断線してもおかしくない状態だということです。 まだ断線しておらずカバー部分だけの問題であれば、修理は比較的簡単にすみます。カバーの亀裂が入っている部分にアロンアルファなどの接着剤を塗り、補強してあげましょう。成分によってはうまくくっつかないため、テープなどを上から巻きつけてあげるのも有効です。
記載されている内容は2018年05月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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