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ミクロとマクロの意味の違い|シーン別の使い方6選・経済/視点

言葉の意味

ミクロとマクロは正反対の意味を持ちますが、実は同じものを違う視点で見ているに過ぎません。ミクロとマクロの違いを知ることによって、あなたは1つのものを複数の視点から見ることができるようになります。今回は、ミクロとマクロについて詳しく紹介します。

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ミクロとマクロの違い

ミクロとマクロは経済学やビジネスで使われる言葉ですが、意味がまったく異なります。特に、経済学のミクロ経済とマクロ経済では、同じような現象をまったく異なる視点で分析しています。最近では、医療でもミクロとマクロが使われだし、社会保険に関する政策で、需要な論点となっています。今回は、ミクロとマクロの違いについて詳しく説明します。

ミクロとは

ミクロとマクロは発音は似ていますが、意味はまったく正反対です。ミクロは非常に小さいことを意味しています。電子顕微鏡でしか確認できないような、非常に微小な事柄のことは、「ミクロの世界」と呼称されています。ミクロの世界とは、「極めて微小な世界」という意味になります。

マクロとは

マクロはミクロの正反対の意味であり、非常に巨大なことを意味します。物理学の世界では、電子顕微鏡でしか見えないものをミクロと表現するのに対し、肉眼で確認できるものはマクロと表します。マクロの語源はギリシャ語の長いを意味しています。その意味が英語にも引き継がれ、マクロは巨大なスケールを表す言葉として使われています。

ミクロとマクロの違い

ミクロとマクロの違いは、それぞれの言葉で表すスケールにあります。ミクロが電子顕微鏡が必要なほど小さな世界を扱うのに対し、マクロは望遠鏡でも確認できないほどの大きな世界を扱います。しかし、ミクロもマクロも同じ世界を扱っており、視点が違うだけでもあります。同じものを観察するときのアプローチによって、ミクロとマクロの違いは生まれています。

ミクロとマクロの使い分け方

ミクロとマクロは反対の意味があるため、セットで使われることが多くあります。ミクロとマクロがよく使われるシーンを6つご紹介します。ミクロとマクロの使い分け方について参考にしてみてください。

シーン1:ミクロ経済とマクロ経済

ミクロ経済学もマクロ経済学も、扱っているものは人や企業、政府などが行う経済活動です。しかし分析する対象を変えることで、ミクロ経済学とマクロ経済学の違いが生まれています。ミクロ経済学では、主に個人がものやサービスの売買をするときに、どのように価格が決まるかを分析し、マクロ経済学は、国家のGDPや世界経済など、広い視点で経済を分析します。

シーン2:ミクロ視点とマクロ視点

ビジネスなどでは、ミクロ視点とマクロ視点について触れられることがあります。一般的に、マクロ視点を持てる方が良いとされますが、ミクロ視点も時には重要です。ミクロの視点は、目の前の問題を分析する力と言い換えることができ、マクロ視点は、巨視的に高い視点から物事を見る力である言えます。

シーン3:ミクロの世界とマクロの世界

ミクロの世界とは極めて微小な世界を意味し、マクロの世界とは非常に巨大な世界を意味します。例えばミクロの世界は、微生物や細胞など、顕微鏡でしか見えない世界を指します。また、マクロの世界は、地球や宇宙、また宇宙の銀河系など、人間には想像も及ばないような巨大なものの世界を指します。

シーン4:ミクロ環境とマクロ環境

ミクロ環境とマクロ環境はビジネスの世界で、主にマーケティングの用途で使われます。ミクロ環境とは、その企業の業界の需要状況や顧客・競合などの業界環境を指し、マクロ環境とは、その業界環境の外側を指し、自然環境や文化、人口、経済など多岐にわたります。マクロ環境は企業がコントロールできるものではありませんが、ミクロ環境は可能です。

シーン5:ミクロ医療とマクロ医療

西洋医学的なアプローチが輸入されてから、日本では病気やケガの症状を取り除く、ミクロ医療が広く普及しましたが、幅広い視点で患者を分析し治療する、マクロ医療のアプローチが採用されだしています。生活習慣病や肩こりといった症状は、患者の生活や人間関係も含めて症状にアプローチする、マクロ医療の視点が重要になります。

シーン6:マクロエンジニアリング

マクロエンジニアリングとは、宇宙開発のような巨大な規模の事業を、推進する技術のことを指します。宇宙開発以外にも、例えば持続可能な社会を目指して地球温暖化問題に取り組むために、規模の大きいプロジェクトを計画したり、実行したりすることです。

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ミクロとマクロのその他の使い方

ミクロとマクロは背反する言葉なので、その性質上セットで使われることが多いですが、単体で使われることもあります。ミクロとマクロの2つの言葉について、別個に使われる場合の使い方についてご紹介します。

パソコンのマクロ機能

パソコンで使うマクロ機能は、あるアプリケーションソフトを使う際に、よく使う機能をあらかじめ組んでおいて、自分が使いたいときにその操作を呼び出すことができる機能です。エクセルのマクロ機能が有名ですが、例えば毎日行っている作業の手順をあらかじめ記録しておき、クリック一つで自動的に実行することができます。

ミクロとマイクロの違い

ミクロとマイクロは同じ意味です。英語圏以外ではミクロと発音され、英語ではマイクロと発音されます。日本でもミクロを正式な単位として使うときは、マイクロメートルやマイクロ秒と発音されます。

ミクロとマクロの違いを理解しよう

社会が成り立つためには、ミクロ視点を持つ人も、マクロ視点を持つ人も必要です。全員がミクロ視点で暮らしていると、大局的な判断ができない社会になります。しかし、全員がマクロ視点を持ってしまうと、目の前の仕事を効率的に行う人がいなくなってしまいます。ミクロとマクロは共に大切な視点であり、様々な物事は両方が補完しあって成り立っています。

言葉の正しい意味も理解しよう

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