IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「オミット」の意味と使われるシーン|コミットとの違いなども解説

更新日:2024年04月07日

言葉の意味・例文

「オミット」という言葉の意味を知っていますか?この記事では「オミット」の意味や使われるシーンを例文も合わせてご紹介します。また、「コミット」との違いも解説します。ビジネス用語の使い方が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

「オミットってどういう意味だろう?」 「CMで聞いたことがあるコミットとは何が違うの?」 「ビジネス用語が苦手、よく分からない」 「オミット」という言葉はご存知でしょうか。また、上司や同僚との会話で、ビジネス用語の意味が分からず困ったことはないでしょうか。 言葉の正しい意味や使い方を理解することで、相手との会話や仕事に役立つでしょう。 この記事では、「オミット」という言葉の意味や使い方、よく耳にする言葉「コミット」との違いを解説しています。 「オミット」を使うタイミングを例文も合わせて紹介しますので、ビジネスをはじめ色々なシーンで「オミット」を活用できるようになるでしょう。また、「オミット」の類義語や対義語、英語表現も理解できます。 「オミット」の使い方が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

「オミット」の意味とは

「オミット」という言葉を聞き慣れないという方も、多いのではないでしょうか。「オミット」には「除外すること。除外できるものとして無視すること。省略すること」という意味があります。

「オミット」の語源

「オミット」は英訳すると「omit」となり、意味は「省く、省略する、抜かす」あるいは「○○し忘れる、怠る、なおざりにする」となります。 「omit」の語源は、ラテン語の「mittere」です。「mittere」の意味は、「送り出す」「投げ入れる」になります。この「mittere」を語源する英語は、他には「admit(認める)」や「promise(約束)」などがあります。

「オミット」は死語なのか

最近では、日常会話ではあまり「オミット」という言葉は使われないため、ネット上などでは「オミット」は死語であるという意見があります。 しかし、ビジネスシーンやネットなどでも「オミット」の表現が用いられていることはまだありますので、「オミット」を死語と呼ぶのは早計でしょう。 自分が知らないから死語と決めつけるのではなく、知らない言葉に出会ったら、柔軟に意味や使い方を吸収できるようになりましょう。

「オミット」と「コミット」の違い

「オミット」と似た言葉として、「コミット」という言葉があります。ダイエットジム「RIZAP」のCMで聞き慣れているという方もいるかも知れませんが、日常会話で使う機会が少ない言葉ですので、この言葉では、しばしば誤用や誤認が見られます。 ここでは、例文を交えて「コミット」と「オミット」の違いを解説します。「オミット」を正しく使う意味でも、「コミット」という言葉についても意味や使い方を覚えましょう。

「結果にコミットする」

これは、ダイエットジム「RIZAP」のCMキャッチフレーズである「結果にコミットする」というフレーズで聞き慣れているという方も多いのではないでしょうか。 「コミット」は、英語の「Commitment(コミットメント)」を略した言葉です。 これは「責任の伴う約束や目標に対して積極的に関わる」という意味を持ちます。 つまり、このフレーズは「(ダイエット効果が出る)結果を約束する」という意味です。

「結果をオミットする」

続いて「オミット」ですが、「コミット」が「結果に」と使うのに対して、「結果を」と「を」の助詞を使います。「オミット」には「除外する」という意味がありましたが、この文では「結果がついてこない」「失敗した」という意味になります。 このように、「コミット」と「オミット」を対の表現としてセットで覚えることで、それぞれの意味が覚えやすいだけでなく、2つ同時に覚えられるので、まさに一石二鳥です。

「オミット」が使われるシーン

次のページ:「オミット」の例文
初回公開日:2018年01月14日

記載されている内容は2018年01月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング