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謳うの意味と使い方|3つの例文と歌うとの違いを解説

言葉の意味

「謳う」という言葉について、意味や使い方をご説明するとともに、「うたう」と読む他の漢字についても意味や使い方を説明しています。この記事を読んで、「謳う」の言葉の意味だけでなく、同じ読みをする他の言葉との使い分けもできるようになりましょう。

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謳うの意味・読み方

謳うの意味と使い方|3つの例文と歌うとの違いを解説

「謳う」は、「うたう」と読みます。また、「謳う」には大きく二つの意味があります。一つは「多くの人々が褒めたたえる。」といった賞賛の意味を含むものと、「明確に文章で表現・主張する」という効能や主義、主張などを示す意味の二つです。 よく使われている「歌う」「唄う」「詠う」とは異なった意味を持っているので、注意が必要になります。このあとに、例文や意味の違いなど説明していきます。

謳うを使った熟語

謳うを使った熟語でよく使われているのが、「謳歌」です。「謳歌」には、「 声を合わせて歌うこと。また、その歌。」という意味と、「声をそろえて褒めたたえること。」という意味と、「恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。」という3つの意味があることも、合わせて覚えておきましょう。 また、「謳い文句」もよく用いられます。意味は、人の注意や興味を引くために長所・効果などを強調した言葉です。

謳うの類語

意義素を「はっきりしているか、意志がかたくて譲歩することを拒否する。」とするならば、「力説」や「言い通す」、「言い張る」といった言葉が類語になります。また、意義素を「主義主張を公に唱えること」にした場合は、「標榜する」や「宣言する」、「アピールする」などになります。

謳うの反対語

「謳う」に反対語はありません。 反対語とは、その言葉のとおり反対の意味をあらわす言語です。一方の示す言語に対して、反対の意味を示す言語で対となることになります。それを踏まえて考えると、今回の「謳う」には反対語と呼ばれるものが存在しないことがわかるはずです。 余談ですが、漢字の異なる「歌う」の反対語は「踊る」となっています。少し違和感を感じるでしょうが、豆知識として頭の片隅に置いておいてください。

「謳う」の使い方

謳うの意味と使い方|3つの例文と歌うとの違いを解説

ここまでで、基本的な「謳う」の意味や熟語を説明してきました。熟語で考えてみると、今回の「謳う」はイメージしやすくなります。歌を歌うといった音楽に合わせて歌うなどの「うたう」とは大きく異なる意味になりますので、間違えないようにしましょう。 ここからは、「謳う」のイメージがさらに膨らむように、実際に謳うを使った例題をご紹介します。使われ方によって若干意味が異なる場合もあるので、参考にしてください。

使い方1:謳う

前述のとおり「謳う」には、「多くの人々が褒めたたえる。」「明確に文章で表現・主張する」という意味があります。意味の異なる例文を用意したので、参考にしてください。 まず、「多くの人々が褒めたたえる。」という意味では、 ・この世の春を謳う。 といった例文で、使用することができます。 また、「明確に文章で表現・主張する」という意味では、 ・民主主義を謳う憲法は他の国にもある。 といった例文で、使用することができます。

使い方2:謳われている

「謳われている」は「謳う」受け身のになった形で、多くのの人から賞賛されるという意味や、明確に文章に表現されている・明文化されているなどの意味で使われます。 まず、多くのの人から賞賛されるという意味の場合、 ・新しい国王は、名君だと謳われている。 といった例文で、使用することができます。 また、「明文化されている」という意味では、 ・憲法にも謳われている思想の自由 といった例文で、使用することができます。

使い方3:謳っている

「謳っている」は、連用形の一部に接続助詞「て」がくっついた形になり、高らかに主張している、強調しているなどの意味で使われます。「謳っている」+名詞や動詞として「謳っている」と使われることが多いです。 ・その製薬会社が謳っている効果は、感じることができなかった。 ・この警告文は、たばこの危険性や中毒性を謳っている。 といった例文で、使用することができます。

日本語は、敬語や謙譲語をはじめとして、少しの言い方の変化で意味が大きく変わることや誤解を招くこともあります。代表的な例として、「お疲れ様です」と「ご苦労様です」があります。 ビジネスシーンなどの大事なときに、間違った日本語使ってしまっていませんか。すぐ役に立つ正しい日本語の基本が身につく、ベストセラーのおススメ本です。先ほどの答えも、もちろん載っています。

他の「うたう」との区別

謳うの意味と使い方|3つの例文と歌うとの違いを解説

「謳う」は「うたう」と読む事をご紹介しましたが、「うたう」と読む漢字は多く他にもあります。今回紹介している「謳う」と異なり、音楽に合わせてうたうときに使われる「うたう」にも多くの漢字が使われていますが、すこしずつ意味やニュアンスが変化しています。 よく使われることのある「歌う」「唄う」「謡う」「詠う」の4つを使うときの注意点や意味、ニュアンスの違いなどを説明していきます。

歌う

まず一つ目にご紹介するのは「歌う」という漢字です。こちらは、「声に節をつけて唱える」「音楽的な高低・調子などをつけて発声する。」という意味になります。詩のついた曲を音楽にあわせて「うたう」ことのほかに、動物などの鳴き声などにも使われることもあります。「うたう」の中でも一番使われる頻度が高い漢字です。 ・ピアノ伴奏に合わせて歌を歌う。 ・小鳥が歌っている。 といった例文で使用することができます。

唄う

次に、「唱う」という漢字をご紹介しておきますが、こちらは一般的な表現ではありません。 「合唱」という言葉は「合わせて唱う」という意味で使用されていることから、「唱う」の意味も「歌う」や「唄う」と変わりませんが、よく使われるものとして日本古来の伝統的な長唄や、小唄などを「うたう」ときなどに使用され、日本文化を感じさせる形になります。 ただし、辞書には載っていない表現なので使用することはほぼありません。

謡う

そして次にご紹介するのは、「謡う」という漢字です。こちらも「歌う」や「唄う」と同じように「音楽的な高低・調子などをつけて発声する」という意味を表わす言葉ですが、特に謡曲と呼ばれる能の詞章や脚本を謡う際に使用される言葉であることを覚えておきましょう。 また、「唄う」が楽器の演奏に合わせてうたうのに対し、楽器に合わせずにうたう場合に使われる漢字が「謡う」になります。

詠う

次に、「詠う」という漢字をご紹介しましょう。こちらは、「詩歌を作る。また、詩歌に節をつけて朗読する。」という意味で使用される言葉です。 この「詠う」には、文学的な意味合いが含まれることが多いため、他の「うたう」とは意味合いが大きく変化します。ですので、この「詠う」を使うときには注意が必要になります。 ・この詩には、故郷への思いが詠われている。 といった例文で使用することができます。

「謳う」を正しく理解して使い分けよう

謳うの意味と使い方|3つの例文と歌うとの違いを解説

ここまで、「謳う」という言葉について意味や使い方をご説明し、さらに同じ「うたう」と読む言葉についてそれぞれの意味の違いをご説明してきました。 細かいニュアンスの違いなどもあり、少し複雑だなと感じられたでしょう。ですが、日本語をしっかり使い分けられると、細かい表現ができるようになります。今まで何気なく使いわけていた方も、細かなニュアンスの違いを理解して、使い分けることに挑戦してみてください。

漢字の使い分けをマスターしよう

今回は「謳う」と同じ「うたう」という読み方をする漢字について、意味の違いや使い分け方をご紹介していますが、日本語には「うたう」以外にも、同じ読み方をしながら使い分けるのが難しい漢字が存在しています。 「謳う」「歌う」「唄う」といった今回ご紹介した「うたう」という漢字について、意味を正確に理解でき、使い分けができるようになった方は、他の漢字についても、その意味や使い分けについて調べてみてください。

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