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スピーカーエッジを自作で修理する方法・素材|シリコン/セーム

更新日:2024年03月01日

趣味

皆さんはエッジの劣化が原因でスピーカーを買い換えたことはありませんか。お気に入りのスピーカーだったのに泣く泣く買い替えた人も多いのではないでしょうか。そんな人に是非オススメしたいのがエッジの自作です。エッジの自作は簡単ですのでぜひ挑戦してください。

こちらのエッジは、5.5インチ、外径142mmの修理交換用です。他に8インチや10インチなどのサイズ展開があります。愛用のスピーカーの径を測り、ぴったりのエッジを探して自作してみましょう。

おすすめのエッジの作り方

ここからは、スピーカーのエッジ自体を自作して修理する方法をご紹介します。

準備物:自作エッジ編

準備するものは、市販のエッジを使用するよりも多くなります。 ・液体ゴム(黒) ・刷毛 ・貼っても剥がせるのり ・合成接着剤(コニシボンドなど) ・木工用ボンド ・コーンよりも大きい布 ・ダンボール ・バックアップ材(径はスピーカーを確認)

手順:自作エッジ編

液体ゴムを使用してゴム製のエッジを自作します。液体ですので乾かす時間がかかります。置ける場所に注意して作業してください。

①エッジの土台を作る

劣化したエッジを丁寧に剥がし、剥がした部分にバックアップ材をはめこんでみましょう。これでコーンの直径がわかります。そしてぴったりになるように、バックアップ材を切ります。 コーンの直径に合わせ、ダンボールに円を描きましょう。その円に沿ってバックアップ材を木工用ボンドで貼り付けます。

②エッジの形を作る

ダンボールに貼り付けたバックアップ材に、貼っても剥がせるのりを塗ります。その上から布をかけ、バックアップ材の形がしっかり出るようにぴったりと布を接着しましょう。 この時のこの形がエッジになります。特に慎重に丁寧に作業しましょう。

③液体ゴムを塗る

液体ゴムを、床にこぼれないように③で作った布(円形のバックアップ材)に塗っていきます。完全に乾いたら、その上からまた液体ゴムを塗ります。この工程を3~4回くらい繰り返します。この作業によってゴムの層をつくり、エッジらしくしていきます。 表が完全に乾いたら、バックアップ材をダンボールからきれいに剥がし、裏側にもゴムを塗りましょう。裏は表よりも軽くで大丈夫です。 刷毛は使い終わったらすぐにきれいに洗い流しましょう。

④コーンに取り付けて完成

液体ゴムが表裏とも完全に乾き固まったのを確認したら、液体ゴムのかかっていない円の真ん中部分の布を切り取ります。合成接着剤を自作のエッジに塗り、コーンに貼り付けていきましょう。 接着剤が乾いたら、さらに余分な部分の布を切り取り、コーンとエッジの形にきれいに整えて完成です。

おすすめの自作用の素材:液体ゴム

おすすめの液体ゴムは、『ユタカメイク 液体ゴム ビンタイプ クリア 250g BE1-6』です。 スピーカーのエッジの補修や、エッジ自体を自作するときに、オーディオ愛好家の間でよく使用されている商品になります。 この液体ゴムは水溶性のため、使用した刷毛や筆はしっかり水洗いすればきれいに落ちてくれます。乾いて水分が抜けると固まってゴム化するので、刷毛は注意してください。 色はクリア(透明)、白、黒の三色あります。愛用のスピーカーの色に合わせて選びましょう。

次のページ:スピーカーのエッジを自作する場合のコツと注意点
初回公開日:2018年05月25日

記載されている内容は2018年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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