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哉の読み方と意味・漢字の成立ち・哉を使った名前の読みと意味

初回公開日:2018年01月11日

更新日:2020年06月03日

記載されている内容は2018年01月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の読み方

よく、男の子の名前で見かける「哉」という字ですが、「や」という読み方だけでなく、いろいろな読み方があります。今回はその「哉」という漢字の意味やたくさんの読み方、また子供の名前に使う時の意味や込められる想いをご紹介します!

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哉の読み方と意味

よく人の名前の中に見かける「哉」という字ですが、よく見かける読み方は「や」や「かな」が多いです。しかし他にも、たくさんの読み方があり、人の名前に使われている読み方や意味は、もっとたくさんあります。 今回は、その「哉」という字について、読み方や意味をご紹介します。また、子供の名前に使う場合の読み方や名前に込める意味も合わせて紹介していきます。子供の名前を悩んでらっしゃる方、ぜひ参考にしてみてください。

哉の読み方とは?

「哉」の読み方は音読みで「サイ」、訓読みで「かな」「や」「か」「はじめ」と読みます。それぞれ次のように、詠嘆や疑問、反語の意味を持つ場合と、はじまりの意味を持つ場合があります。

サイ

音読みの読み方は「サイ」だけです。「サイ」で使う場合は感嘆を表す助字として使われます。 (例)快哉 読みは「カイサイ」で、意味は「痛快なこと。胸がすっとするように気持ちのいいこと。」になります。 (例)善哉 読みは「ゼンザイ」で、意味は「よいと感じること。喜び祝うこと。」になります。

かな

訓読みは音読みと違い4つ読み方があります。その中でも一番馴染みがあるのが「かな」です。 (例)人の心は愚かなるもの哉。 これは徒然草の中の一文で、近世以降では、連歌や俳句の切れ字として使われていました。また現在でも、和歌や俳句などでよく用いられているため、他の読み方に比べて、目にすることも多いです。

主に漢文で使われているので、高校生や受験期によく見た方も多いでしょう。「か」は疑問を意味する助字になります。

「や」と読む場合も、「か」と同じように、主に漢文で使われているので、高校生や受験期によく見た方も多いでしょう。しかし「や」は「か」の疑問の意味で使われる時はあまり区別はありませんが、例外として、反語の意味を持つ場合があります。

はじめ

「はじめ」という読み方は、主に人の名前に使われています。これは読み方のとおり「初め」や「始める」の意味で使われます。

哉の意味とは?

疑問や詠嘆の助字

「かな」という読みで使われる場合、「〜だなあ。」「〜であるなあ」などの感嘆や詠嘆の意味で使われます。 「や」と「か」は基本的にはは「〜か。」「〜であろうか。」などの疑問の意味で使われます。 しかし先ほども述べたように「や」は、「〜だろうか、いやそうではない。」という反語の意味で使われることもあります。が普段の生活では、あまり耳にすることもないので、「や」「か」は疑問や反語の意味を持つ、と覚えておきましょう。

初め

「はじめ」という読みで使われる場合、「物事が始まった段階」という意味の「初め」という意味で使われます。

始める

上にも書いたように「はじめ」という読みで使われる場合、「初め」という意味だけでなく「物事を新たに行う」という意味の「始める」という意味でも使われます。人の名前で使う時に「はじめ」と読む場合は、大抵この「始める」という意味で使われています。

哉の漢字の成り立ちとは?

「哉」は会意兼声文字です。会意兼声文字とは2文字以上の漢字の形や意味を組み合わせて作られた会意文字と、意味を表す文字と音を表す文字を組み合わせて作られた形声文字が混ざっている字のことをいいます。 「哉」の「口」の部分は「言葉」という意味を持っています。その他の部分は「川の氾濫をせき止めるために建てられた良質の木の象形とにぎりのついた柄の先端に刃のついた矛の象形」からできています。 この2つの意味を合わせて「言葉を断ち切る助字」を意味する「哉」ができました。 また当時は、お祓いで清めて初めて刀を使えるという習慣があったため、「哉」という字が「初め」や「始める」という意味で使われていました。

子供の名前に使う場合の哉の読みと名前に込める意味

「か」という読みで使われる場合、「美哉(みか)」や「友哉子(ゆかこ)」など、女の子の名前で使われることが多いです。 この場合、感嘆の意味として使われているので、あまり「哉」自体には強い意味はなく、「か」という音で選ばれていることが多いです。このため、組み合わせた「美」や「友」の意味が強くなる名前になります。

「や」という読みで使われる場合は、他の読み方と比べてもとても多く、一番よく使われる読み方です。「拓哉(たくや)」や「優哉(ゆうや)』など男の子の名前でよく見られます。 この場合も、「か」と同じように、感嘆の意味として使われているので、あまり意味はなく、「や」という音で選ばれていることが多いです。 また「哉(や)」の場合、他の「也」や「弥」など「や」と読まれる漢字と比較しても画数が多く、意味があまりないことから、組み合わせる字とのバランスから、選ばれることも多くなっています。

「き」という読みで使われる場合は、「貴哉(たかき)」や「美哉(みき)」などがありますが、あまり見られない使い方です。 この場合も、「か」や「や」と同じように、感嘆の意味として使われているので、あまり意味はなく、「き」という音で選ばれていることが多く、組み合わせる字によって名前の意味が大きく変わってきます。

すけ

「すけ」という読みで使われる場合は、「圭哉(けいすけ)」「大哉(だいすけ)」など男の子の名前で使われることが多いです。 この場合も、「か」や「や」と同じように、感嘆の意味として使われているので、あまり意味はなく、「すけ」という音で選ばれていることが多く、組み合わせる時によって名前の意味が大きく変わってきます。

なり

「なり」という読みで使われる場合は、「利哉(としなり)」や「昌哉(まさなり)」など男の子の名前で使われることが多いです。 この場合も、「か」や「や」と同じように、感嘆の意味として使われているので、あまり意味はなく、「なり」という音で選ばれていることが多く、組み合わせる時によって名前の意味が大きく変わってきます。

かな

「かな」という読みで使われる場合、「哉也(かなや)」や「哉子(かなこ)」「哉斗(かなと)」など男の子、女の子どちらの名前もあります。 この場合、「か」や「や」が強い意味を持たないのと比べて、名前の中で、主の意味を持つことが多いです。もともと「哉」が感嘆を表すことから、素晴らしい感性や豊かな表現力を持つという意味で使われます。 「哉也」や「哉子」は素晴らしい感性や豊かな表現力をもつ子に育って欲しいという様な意味を持つことになります。

えい

「えい」という読みで使われる場合、「哉斗(えいと)」「哉太(えいた)』など男の子の名前で使われることが多いです。この場合、「かな」と読む場合と同じで、素晴らしい感性や豊かな表現力を持つ子に育って欲しいという様な意味を持つことになります。 ちなみに、「哉斗」は「えいと」でも「かなと」でも使われています。意味は同じなので響きで好きな方を選べるのも、この「哉」という漢字の読み方の多いからこその、いいところではないでしょうか。

ちか

「ちか」という読みで使われる場合、「哉子(ちかこ)」や「晴哉(はるちか)」などがありますが、だいぶ珍しい名前です。 この場合、「晴哉」の方は「か」や「や」と同じように名前全体の意味は「哉」ではない方の漢字、今回は「晴」の意味が強くなります。それに比べて「哉子」の方は、「かな」と同じように名前全体の意味は「哉」の意味が強くなります。 このように同じ読み方でも、組み合わせる漢字によって、「哉」の意味の取り方が変わってくることもあります。

とし

「とし」という読みで使われる場合、「哉也(としや)」や「文哉(ふみとし)」などがあります。 この場合は、「ちか」と同じように、「哉也」と「文哉」では「哉」の意味の取り方が変わってきます。「哉也」の方は「哉」が、「文哉」の方は「文」の方の意味合いが強くなります。

はじめ

「はじめ」という意味で使われる場合、「哉(はじめ)」という名前がほとんどです。 この場合の意味は、もともとの「哉」を「はじめ」と読む場合と同じ意味で、何か物事を始める人、新しいことに挑戦していく子に育ってほしい、という意味を持つことになります。

どんな意味や想いも込められる「哉」

以上、「哉」の読み方や意味を説明しました。 一文字の「哉」で「はじめ」という意味もありますし、二文字以上の名前では、他の漢字との組み合わせが大切になってきます。その組み合わせによって、どんな想いも込められる素敵な漢字です。 どんな意味や想いを込めた名前にしたいか、組み合わせる漢字を選んで素敵な名前を考えて見てください。

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