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「キャラバン」の意味・ビジネスでの意味・日産車の車名の由来

言葉の意味

あなたは「キャラバン」と聞いて何を思い浮かびますか?同じ言葉でも異なった意味が様々ありますよね。ここでは「キャラバン」の意味・ビジネスでの意味・日産車の車名の由来・タイトルに「キャラバン」が使われている音楽・歌詞の意味を紹介します。

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「キャラバン」の意味

ほぼ日本語になっている外来語は日本に大量に存在しますが、そこまで爆発的な広がりを見せていない言葉も多いので、本当の意味を説明しろと言われてしまうと言葉に詰まってしまうようなワードはたくさん存在します。 その一つがこの「キャラバン」でしょう。この「キャラバン」にはどのような意味が存在しているのかをまずは調べていきます。

元々はベルシャ語

このキャラバンというワードはもちろん英語の「caravan」からきているのですが、この「caravan」もペルシャ語の「カールヴァーン」からきています。英語圏でこのキャラバンという言葉が出てきたときは「自動車で牽引する移動住宅」や「トレーラー」という意味になりますので自動車をイメージする方も多いでしょう。 それ以外にも意味があり、「サーカス団などで使う幌馬車」や「砂漠の隊商」として使われることもあります。素のペルシャ語ではこの「砂漠の隊商」としての意味合いが強いです。

いわゆる一つの組織

このキャラバンという存在はイスラム地方を回る隊商で組まれているシステムのようなもので、山賊や盗賊に大事な商品や自分たちの身を守るために作られた組織となります。このキャラバンには指揮を出す隊長が存在していて、停泊日数や旅の行程などを管理していました。 このときに使われた動物はラクダ・馬・ラバ・ロバなのですが砂漠の暑い環境を練り歩くためには優れた耐久性が何よりも重要だったので、荷物の運搬にはラクダやラバが主流となっていました。 ちなみに、ラクダは高低差がある地形が苦手なのでできる限り平坦なルートをたどることになっていましたが、ラバは高低差にも強かったので複雑なルートをたどるときはラバを用いていたという情報もあります。荷物を引っ張る力はラクダの方が強いので一長一短ですが、使い分けをうまくこなしていたことがわかります。

目的のために組まれた集団

また、キャラバンには「目的のために組まれた集団」としての意味が日本語には存在するので、どこかの山を調査するために結成された「○○キャラバン」という使い方もあります。遠くの各地を遠征するグループを表す言葉としても使われるので、このような意味もあると覚えておきましょう。

ビジネスでの「キャラバン」の意味

このようにキャラバンには特別な組織や移動住宅、トレーラーといった意味がありますが、ビジネス用語としても用いられていますので仕事をしている方々にはまた別の意味が存在しています。キャラバンの語源や意味を理解している人ならばなんとなく想像ができるでしょうが、改めて確認して行きましょう。

特殊な広報車や販売方法のこと

ビジネス業界におけるキャラバンというのはいわゆる出張販売の一つです。昔はお客が待っていれば購入してくれるというスタイルだったのですが、今では通販サイトなどが確立されてしまい待っているだけではお客が来ない世の中になってしまったので、自ら積極的に展示販売や広報活動を行うスタイルや一団のことを意味します。 ビジネス用語としてはキャラバンセールスのようにセールスという言葉をくっつけることが多いです。基本的なスタイルとしてはワゴン車を用意して出張販売用の品物や宣伝用の用品を搭載し、お客のいる所へ出向いていくことになります。 当時のペルシャ語圏にあったキャラバン隊がワゴン車となっていろんな場所に移動するというイメージをすればしっくりくる言葉となります。実際に多くの人たちにふれあうことができるので、ニーズや反応をすぐに拾うことができ地域コミュニティを理解することも可能とメリットは大きいです。

キャラバンセールスには下準備が非常に重要

このようにビジネス用語におけるキャラバンやキャラバンセールスの意味は特殊な出張販売であるということはわかっていただけたでしょうが、実際にこのキャラバンセールスを成功させるには意味を理解するだけではなく、色々と下準備が必須となります。 具体的には、どのくらいの活動期間を設定するのか、どのようなものを販売するのか、どの地域に赴くのか、どの程度の量を持って行くのか、長期間離れる場合は宿泊施設はどうするのか、何人でキャラバンセールスを実行するのかなど、決めなければいけない事項は多いです。

日産車の「キャラバン」の車名の由来

大型トレーラーや移動住宅という意味もあるキャラバンですが、このキャラバンという名前をそのまま使った自動車が日産から発売されております。歴史をたどると初期型が1973年なので非常に長く続いている車と言えるでしょう。 日産キャラバンは乗用車としても作られていますが商用車としての使い勝手も抜群であり、いわゆる会社に一台用意しておくべきタイプの車として素晴らしい仕上がりになっていますが、なんと言ってもキャラバンセールス向けの車となっているので、素のキャラバンの意味である「隊商」がそのまま当てはまる使い方をされています。由来もそのままです。 ちなみに、海外では日産キャラバンという名前ではなくアーバン(URBAN)として売られていますので、輸出されたキャラバンは名前が違うということを小ネタとして覚えておきましょう。

「キャラバン」が使われてる音楽・歌詞の意味

隊商やある目的のために組まれた集団という意味があるキャラバンですが、一部の音楽や歌詞にも使われているので、歌詞からどのような意味を込められているのか読み取ってみましょう。

BUMPのキャラバンの意味について

バンドグループの「BUMP OF CHICKEN」はキャラバンという題名が入っている歌を歌っておりますし、歌詞の中にもキャラバンというフレーズがあります。このキャラバンという歌詞が入っている部分を一部引用しますので、まずはそちらを確認してください。

随分先に行ってしまった 光の下のキャラバン追い掛ければまだ追い付けるけれど思い出せるか 開いた距離の埋め方

これを見た限り、どのような意味があるのかを考えるとある目的のために組まれた特殊な集団と考えるのが一番しっくりきます。歌詞全体をよく見ると必死に努力している主人公が取り残されて遙か先に進んでいる存在がこのキャラバンになっているということも見えてきます。

怪獣のバラードにおけるキャラバンの意味

合唱曲である怪獣のバラードにもキャラバンという言葉は出てきます。はたして、どのような意味で使われているのでしょうか。今では社会人になった方々でも学生時代に歌ったという人も多いこの曲は人気があるので気にしている人も多いです。まずはどのような使い方をされているのか、歌詞を確認しましょう。

ある朝目覚めたら遠くにキャラバンの鈴の音聞こえたよ思わず叫んだよ海が見たい人を愛したい怪獣にも心はあるのさ出かけよう砂漠捨てて愛と海のあるところ

ここの歌詞を見てみるとキャラバン隊の鈴の音を聞いた怪獣が狭い砂漠から飛び出して海を見に行くと考えられます。つまり、怪獣にとってキャラバンはテンションが上がる存在となりますので、砂漠を渡り歩く隊商という意味よりは「サーカス団などで使う幌馬車」についている鈴の音と考えるとしっくりきます。 怪獣が世界を渡り歩くような特殊な調査団にあこがれて砂漠を追い出したと考えると、キャラバンの意味は調査や端渓を目的とした一団となりますし、世界中を渡り歩く隊商を見て刺激されて飛び出したと考えると隊商でも当てはまってしまいますので、その人の解釈次第とも言えてしまいます。

キャラバンの意味はわかりやすい

キャラバンは日産自動車から40年以上前から販売されているだいぶ歴史のある車であり、その頃から使われていたと考えると和製英語としてはかなり歴史が長いと言うことがわかります。実際にこの日産キャラバンを商業者としてキャラバンセールスのために使っているケースも存在しますので、意味がわからなくてもなんとなく連想できた人は多いでしょう。 そこまで難しい用語ではありませんので、元々の言葉の意味を一度理解してしまえば、そこから発想の展開で結びつけることは可能となります。他の業界用語として登場したときでも、連想ゲームのように発想をつなげていきましょう。

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