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意義の意味・使い方や例文|意義がある/意義を感じる・違い|目的

更新日:2024年06月21日

言葉の意味・例文

あなたは意義という言葉の意味を正しく理解していますか?使い方は正しいと自信を持って言えますか?また、「意味」や「価値」との意味の違いを正確に理解していますか?この記事では、意義の意味と使い方を正しく理解し、似ている言葉との違いを明らかにしていきます。

辞書における「意味」の意味

デジタル大辞泉の解説 い‐み【意味】 [名](スル) 1 言葉が示す内容。また、言葉がある物事を示すこと。「単語の意味を調べる」「愛を意味するギリシャ語」 2 ある表現・行為によって示され、あるいはそこに含み隠されている内容。また、表現・行為がある内容を示すこと。「慰労の意味で一席設ける」「意味ありげな行動」「沈黙は賛成を意味する」 3 価値。重要性。「意味のある集会」「全員が参加しなければ意味がない」

似ている意味の言葉その2:目的

目的とは「実現し、目指す事柄、目当て」のことです。何かしら行動を表す言葉と共に使われることが多いです。これは意義が表す意味「言葉にある固有の意味や価値」とは明確に異なります。 より詳しく考えてみますと、行動の意義といった場合はその行動にある固有の意味を表します。一方、行動の目的といった場合その行動が目指す、実現する事柄を表します。間違えないでください

辞書における「目的」の意味

デジタル大辞泉の解説 もく‐てき【目的】 1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の目的を達成する」「目的にかなう」「旅行の目的」 2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。 [用法]目的・目標――「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。◇「目的」は、「目標」に比べ抽象的で長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う。「人生の目的を立身出世に置く」◇「目標」は、目ざす地点・数値・数量などに重点があり、「目標は前方三〇〇〇メートルの丘の上」「今週の売り上げ目標」のようにより具体的である

似ている意味の言葉その3:価値

価値は何回か意義の意味解説でも出てきた言葉です。価値とは「その物や事柄がどれくらい役にたつのかの度合い、有用性(=役に立つ性質)」のことです。ここで意義との違いをはっきりさせるためにも意義の意味を「物事が他との関連において持っている固有の有用性」と表して考えてみます。 すると価値の方が広い意味で使える言葉だとわかります。意義の方が限定的です。余談ですが、価値は経済学などの他の分野では、独自の意味になる言葉です。

辞書における「価値」の意味

デジタル大辞泉の解説 か‐ち【価値】 1 その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。「読む価値のある本」「価値のある一勝」 2 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの。→価値学説

似ている意味の言葉その4:定義

定義とは、「物事や言葉の意味・内容を他と区別するために、言葉で明確に限定すること、もしくは限定されたもの」ということです。意義とは大きく違います。具体例としては、ここまで似ている言葉の意味と、意義の意味の違いを明確にすることも「定義」ということになります。

辞書における「定義」の意味

デジタル大辞泉の解説 てい‐ぎ【定義】 [名](スル) 1 物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること。 2 論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確定すること。通常、その概念が属する最も近い類と種差を挙げることによってできる。

似ている意味の言葉その5:概念

概念とは「物事の包括的な意味内容」例えば「ビジネスマナーの概念」と言えば、「ビジネスマナーの包括的な意味や内容」という意味になります。今まで解説してきた意義の意味とは大きく違います。

辞書における「概念」の意味

デジタル大辞泉の解説 がい‐ねん【概念】 1 物事の概括的な意味内容。「概念をつかむ」「文学という概念から外れる」 2 《concept》形式論理学で、事物の本質をとらえる思考の形式。個々に共通な特徴が抽象によって抽出され、それ以外の性質は捨象されて構成される。内包と外延をもち、言語によって表される。

似ている言葉の意味その6:趣旨

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初回公開日:2018年01月09日

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