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鈍痛の意味と類語・痛みの症状による使い分け|鈍痛/激痛/疼痛

更新日:2023年11月06日

言葉の意味・例文

人生で一度は誰もが鈍痛に襲われた経験があるでしょう。しかしその「鈍痛」と言う言葉がどのような意味を持っているのかご存知でしょうか。重い痛み、辛そうな痛みと個人でイメージは様々です。今回はそんな鈍痛に関する知識や言葉の意味・例文などを紹介していきます。

鈍痛の意味って何?

テレビのCMや友達との会話の中でよく耳にする痛みの表現である「鈍痛」の意味をご存知でしょうか。鈍痛は「鈍(にぶ)い」「痛(いた)み」と書いて鈍痛と書きます。文字どおり鈍い痛みを感じている時に使われる言葉です。 他にも「鈍痛」「激痛」「ズキズキ」のように、日本の言葉による痛みの表現は数多くあります。1冊の冊子程にもなるその種類の中でも「鈍痛」はよく言われる言葉の一つです。自分自身の痛みの度合いを表現するためにも覚えておくと便利な言葉の一つでしょう。

鈍く重苦しい痛み

「鈍痛」とは、鈍く重苦しい痛みと言う意味があり、痛みの状態によって分けた痛みの種類のことです。耐えられる痛みの中でもかなり痛い状態のことを言い、鈍痛を起こした人の中にはうずくまって立てなくなってしまう人もいます。 鈍痛の悪い所は、一瞬の痛みではなく長時間にわたって広い範囲に痛みがあることです。中には、血液やリンパ、心臓の鼓動、自律神経の働きなどが影響して重い感じの鈍痛になることもあります。いつどんな時に鈍痛になるか分かりませんので、薬などの準備をしっかりしておくと良いでしょう。

鈍痛は英語で何と言う?

「鈍痛」は英語に直すと、「Dull pain」または「Slow pain」と書きます。「Dull」「Slow」は痛みの様子を表した言葉で、「pain」は「痛み」を意味する名詞・動詞です。 「Dull」は英語で「なまけた、鈍い、どんよりした」などの意味を持っています。日本でも「鈍い」「痛み」と書いて鈍痛と言う言葉なので、鈍痛は世界で共通して鈍い痛みを表しているのだと言うことがうかがえます。 「Slow pain」は直訳すると「ゆっくりとした痛み」になりますが、これも鈍痛の持つ治りの遅さや鈍い痛みを表現した分かりやすい言葉です。鈍痛は英語圏でも鈍く・遅く・治りにくいものとして表現が定まっている事が理解できました。

「鈍痛がする」の類語一覧

「鈍痛」は重石に潰されるような鈍い痛みなどの事を総称して呼ぶため、比較的曖昧な痛みを表現した言葉となっています。そのため類語も多くあり、個人の表現によって類語が新たに生まれる事もあります。特に擬音語などを用いた表現が多く、個人が痛みを擬音語で表現しようとして新たな言葉が発生する事もあります。

ずんずんと痛む

「継続するような」「早く急ぐような」と言う意味を持った「ずんずん」と言う擬音語を用いて、鈍痛のような痛みの表現をする事があります。比較的長時間にわたって痛みを感じる事の多い鈍痛の様子をうまく捉えた表現だと言えるでしょう。 また「ずんずん」と言う言葉には、「重くのしかかるような様子」と言う意味も持ち合わせています。「ずんずん」と言う言葉は「ズキズキ」「ジクジク」と言った痛みを表現する擬音語の一つで、どちらかと言えば体内での痛みを表現したい時に使う事が多くなっています。

重い痛みがする

鈍痛による「重くのしかかるような痛み」をストレートに表現した言葉として、鈍痛を「重い痛み」と表現する事ができます。個人によって重身を感じる痛みはさまざまですが、この言葉が最も通じやすい言葉でしょう。「重い」と「痛み」は一見かみ合わない言葉ですが、暗喩のような特徴を持つ非常にうまく表現された言葉です。 他にも「重くのしかかるような痛み」「潰されるような痛み」など、「重い」を変えるだけで鈍痛と言う言葉を的確に・詳細に伝える事ができます。どのようにでも変換可能な言葉である日本語独特の柔軟性がうかがえます。

ジンジンする

「ジンジンする」と言う言葉は「傷や病変部に痛みなどがあるさま」を表した言葉です。こちらも鈍痛に似た意味を持っています。しかしどちらかと言えば「痺れ」や「弱い痛み」が長く続いている状態の事を指して言う事が多いので、鈍痛と比べれると非常に局所的な痛みの表現だと言う事ができます。 「ジンジン」と言う表現よりも「ズキズキ」「ずんずん」と言った重みを感じる表現の方が鈍痛を表す表現としては最適でしょう。特に腹部に現れる痛みなどはこのような表現が的確で望ましいです。

痛みの症状によって言葉を使い分けよう

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初回公開日:2017年12月22日

記載されている内容は2017年12月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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