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「伺う」の意味2つと正しい使い方|類義語・意味別例文4つ

更新日:2024年02月28日

言葉の意味・例文

「伺う」という表現を上手に使うには、文法を上手に理解する必要があります。あなたは「伺う」という言葉の正しい使い方と間違った使い方をご存知ですか。今回は「伺う」の意味と使い方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

「伺う」の意味

「伺う」の意味は、一つの言葉の中に複数存在しています。通常なら一つの単語に一つの意味が含まれますが、「伺う」という言葉はそうではありません。 そのため、「伺う」という言葉の意味を正確に理解することが非常に大切です。そして、意味を理解することができたとしても、どのような文脈の中で「伺う」という表現を使うことができるのかしっかり知らなければいけません。

「聞く/質問する」という意味

「聞く/質問する」という意味を「伺う」という言葉は持っています。 「聞く/質問する」という意味を、「伺う」というフレーズで表現することができます。「お話を聞きます」を「伺う」を使って言い換えることができます。 「お話を伺います」というようにすることができます。意味としては「お話を聞きます」と同じ考えを相手に伝えていることになります。そのため「伺う」には「聞く」という意味があるということが理解できます。

「訪問する」という意味

「訪問する」という意味を「伺う」という言葉は持っています。 「訪問する」には「自分から訪ねて行く」という意味があります。例えば「様子を見るために山田君の家に訪問する」という文があります。この文を「伺う」という言葉を使って言い換えると、このようになります。 「様子を見るために山田君の家に伺います」という文にできます。友人の家に行った後に、様子を見たり尋ねたりしたい、という考えを表現したい時に使います。

「伺う」の使い方

「伺う」の使い方は、使う相手の立場によって形が変わってきます。 なぜなら、使う相手が目上だった場合は、会話する時に常に敬語表現を使うことが求められるからです。 今回は、ビジネスで使うことが多い「上司」と「取引先」に対する「伺う」という言葉の使い方をご紹介します。 「伺う」の敬語表現は「お伺いする」になります。「お」が付くことによって、相手に対して深い敬意を表すことが可能になります。こちらを使いましょう。

上司に使う場合

上司に使う場合、「伺う」を上司に対して深い敬意を示す表現で使わなければいけません。「伺います」ではなく、「お伺いする」を使いましょう。 確かに「伺います」という言葉を使ったとしても、いら立ちを覚える人はほとんどいないでしょう。しかし、目上の人に対しては、深い敬意を表すのは当然のこととされているので「お伺いする」を使うのが最適と言えるでしょう。 話している相手の機嫌を気にする方は「お」を付けましょう。

取引先に使う場合

取引先に使う場合は、「これから会社にお伺います」というように使うことが多いでしょう。 「これから会社にお伺いします」という文は「これから会社に参ります」という文を「伺う」を使って、言い換えたものになります。 「これから会社に伺います」だと、単純に「これから会社に行きます」という考えを伝えていることになります。 しかし、「お伺います」というようにすることで、会社に対する敬意が深く示されることになります。

「伺う」は正しい敬語表現か

「伺う」は正しい敬語表現ではありません。「お伺いする」が正しい敬語表現です。 「伺う」の使い方でも説明したように、「伺う」に「お」を付けた「お伺いする」が正しい敬語表現です。 「お」を付けることで、相手に対して深い敬意を表していることを伝えることができるようになります。目上の人に対しては正しい敬語表現を使うようにしましょう。

「伺う」の類義語

「伺う」の類義語は多数存在しています。「伺う」を言い換えられる言葉は類義語とみて問題ないでしょう。 先ほどもご紹介した、「聞く」や「質問する」「訪ねてみる」などの言葉も「伺う」の類義語です。 「お話を伺う」「意見を伺います」「様子を見るために友人の家に伺います」というように「伺う」を使って言い換えることができるのが類義語の特徴であると言えるでしょう。

「伺う」のメールでの使い方

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初回公開日:2017年12月27日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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