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「申し伝える」の意味や使い方・例文や注意点|メール/電話・違い

更新日:2024年09月24日

メール・手紙

「申し伝える」とは、どのような意味を持ち、どう使うべき言葉なのでしょうか?このページでは、「申し伝える」という言葉をテーマにして、意味や使い方、例文などをご紹介しています。また、「申し伝える」の類語との違いについても考察しています。

正しく使えている?「申し伝える」の意味・使い方

電話などで連絡を取る際、必ずしも話したい相手と話せるわけではありません。時には、電話をかけた相手が不在であったり、電話に出られなかったりすることもあるでしょう。反対に、電話に出ることで、誰かから伝言を頼まれることもあります。 上記のようなケースで、誰かから伝言などを頼まれたり、電話などの仲介役となったりした場合、代理や仲介役としてしっかり相手と会話をする必要があります。そのような場合、会話の相手や人物に対して、どのように答えれば良いのか、戸惑う方も多いと予想できます。 今回は、上記のような場面で役立つ、「申し伝える」という言葉をテーマにして、意味や使い方、例文などをご紹介していきます。

「申し伝える」の意味・例文

冒頭でも述べたように、電話などに出ると、相手から伝言を頼まれたり、誰かへ取り次ぐようお願いされたりすることもあります。そのような時に役立つ言い回しの1つに、「申し伝える」という言葉が挙げられます。 まずは、「申し伝える」とはどのような言葉なのか、基本的な意味や使い方を確認していきましょう。

「申し伝える」の意味

早速、「申し伝える」という言葉の意味について見ていきましょう。「weblio辞書」では、「申し伝える」の意味について、以下のように解説されています。

「言い伝える」の謙譲語。取りついで申し上げる。 /語り伝え申し上げる。

上記の解説から、「申し伝える」という言葉には、大きくわけて2種類の意味があることがわかります。2種類の意味のうち、電話の伝言やとりつぎなどの際に使われる「申し伝える」は、前者の意味だと考えられます。ですから、「申し伝える」とは、「言い伝える」を謙って丁寧に表現した言葉だと言えるでしょう。

「申し伝える」の使い方

続いて、上記でご紹介した「申し伝える」の意味を参考にして、基本的な使い方を考えていきます。 冒頭でも触れたように、「申し伝える」という言葉は、電話などで代理の人物や仲介となり、伝言や取り次ぎを頼まれた場合などに使われることが多い言葉となっています。もちろん、電話だけではなく、訪問してきた相手などと会話をする場合に使用することも可能ですし、メールなどで使うことも可能となっている言葉です。連絡手段に関わらず、誰かに伝言を伝えたり、取り次いだりする行為を謙って表現したい場合に使う言葉となっています。

「申し伝える」を使った例文・注意点

「申し伝える」という言葉の基本的な意味や使い方を学んだところで、続いてはさまざまなシーンで使える「申し伝える」を使用した言い回しや例文をご紹介していきます。 また、「申し伝える」や「申し伝える」を使用した言い回しを使う場合の注意点についても、考察していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

「申し伝える」の例文【1】:メール

ビジネスメールで「申し伝える」を使用する場合は、相手から誰かへの伝言を頼まれたり、上司などへ報告するようお願いされたりした場合が考えられます。 例文としては、「ご連絡いただきましたサービスへのご質問の件は、担当○○へと申し伝えておきます」「ご要望に関しては、責任者である〇〇に申し伝えておきます」といった使い方が考えられます。 注意点は、あくまでも自分や自分の身内、自社の人間に対して伝言をすることを表現する場合にのみ使用するという点です。相手の企業の人物や身内へ伝言をしたい場合は、「申し伝えてください」などの表現を使用すると、誤った使い方となるので、注意しましょう。

「申し伝える」の例文【2】:電話

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初回公開日:2017年12月17日

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