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なぞかけの作り方・上手いなぞかけを作るコツ・笑点などの例

更新日:2023年12月28日

趣味

子供の言葉遊びになぞかけがありますが、意外とコツが必要で大人が作るにはなかなか難しいものです。柔軟な発想力と語彙力がなければ、一つ作るだけでも非常に時間がかかります。今回はそんな結婚式の余興や子供と遊ぶ時などに使えるなぞかけのコツや作り方について紹介します。

日本で生まれた言葉遊び「なぞかけ」

なぞかけは日本で生まれた言葉遊びの一つで、ダブルミーニングを用いた高度な遊びです。落語や大喜利と言った日本特有の笑いを表現するためにも利用されています。 「○○とかけまして、××と解く。その心は□□」と言ったような口上で唱えられ、○○と××の二つに該当する特徴や意味、言葉の綴りを□□で述べます。「ミニスカートとかけて、結婚式のスピーチと解く。その心はどちらも短いほど喜ばれるでしょう」と言う風に、どちらとも何かが共通する事でなぞかけの面白さが発揮されます。

なぞかけの作り方

なぞかけは、まず一見すると共通項の無いものを2つ並べる必要があります。そしてその言葉に共通する特性を述べる事で聞いた者を感心させなければなりません。例えば「降り続く大雨」とかけて「酷い怪我」と解きます。どちらにも共通項は無いように見えますが、「どちらも海(膿)になるでしょう、と言う共通項を見出せば、面白いなぞかけになります。 しかしなぞかけにはコツやルールがあり素人が作るのは容易ではありません。「りんごとかけてポストと解く、その心はどちらも赤い」のように、共通項があからさまなものは上手ななぞかけと言えません。聞いた者が想像もしなかったような驚きと斬新さが、なぞかけには求められます。

芸人さんでなぞかけが上手な人は?

なぞかけは古臭くて面白みに欠けるようなイメージを持つ若者は多いですが、そんな中でなぞかけの面白さが話題となり、人気になった芸人がいました。オーソドックスで全世代から関心を集める芸人やコアななぞかけを生み出すコメディアンなど、独特な芸人としての才能を用いて色々な世代の人々を笑わせてきた芸能人を紹介します。

ねづっち

なぞかけでブレイクした芸人と言えば、やはりWコロンと言うコンビ名で活動をしていた「ねづっち」さんでしょう。お題を一つ出せば数秒で答えが返ってくるその思考力の速さと誰も考え憑かないようなあっと驚くなぞかけを披露してくれることで、大ブレイクしました。

なぞかけをうまく作るコツは?

なぞかけは一見するとただの言葉遊びに見えて簡単そうですが、実は柔軟な発想力や語彙力、素早さを求められるため非常に難しい遊びです。多くの素人の方は1文作るだけでもかなりの時間を要します。 しかしなぞかけは、コツさえ掴めば誰にでもできるようになっています。言語力を持っていれば小学生でもつくる事ができるので、お子さんの国語の力を伸ばすのにぴったりの遊びだと言えるでしょう。

コツ1 とにかく連想する

なぞかけのコツとして言えるのは、「とにかく色々な角度から連想する」事です。例えば「みかん」でなぞかけをする場合なら、「オレンジ」「植物」「甘い」などの感覚に直接訴えるものばかりではなく、「かがみもち」「愛媛」と言った間接的な連想、「未完成」「オレンジレンジ」と言ったダジャレのような言葉を思いつく力がなくてはなりません。 非常に難しいコツとなっていますが、このコツを掴むだけでなぞかけのレベルが変わってきます。「言葉遊び」と言うだけあって、やはり言葉の力は必要になってくるでしょう。

コツ2 先に結論を考える

共通項の見当たらない2つの言葉から共通しているものを見つけ出すのは至難の業です。しかし2つの言葉に共通する「心」の部分を先に考えておけば、なぞかけづくりが楽になるでしょう。 例えば「甘い」と言う言葉には、味覚的な甘さと言う意味と物事に関して寛容的と言う意味があります。心の部分を「どちらも甘いでしょう」とするのであれば、この2つのいずれかに該当する言葉を探し出すだけで終わります。甘いものならフルーツやお菓子、物事に関して甘いのなら身近な優しい人を例に出すなどすれば、簡単になぞかけを1つつくる事が可能です。

面白いなぞかけの例

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初回公開日:2017年11月29日

記載されている内容は2017年11月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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