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更新日:2024年08月26日
あなたは日本語に自信がありますか。ここに、「参画」という言葉と、「参加」という言葉があります。この2つの違いを、あなたは正確に説明することが出来ますか。この記事では、「参画」の読み方や意味、そして「参加」との違いについて詳しく解説します。
「経営に参画」の意味ですが、「参画」と「参加」の違いの項目からわかるように、「経営に計画段階から携わること」という意味だと分かります。 会社としての枠組みもまだできていない、研修制度も整っていない、どのジャンルで経営するかも決まっていないなどの何もない状態から経営をスタートさせる段階に携わっているのであれば、「わたしは経営に携わっている」と意味で「経営に参画」を使うことができます。
日本語は口語と文語に分かれます。口語は口からの語、つまり話し言葉のことを意味します。口語は話し言葉のため、相手との関係性など場面に依存することが多く、文章を推敲しながら話すわけではないので、不正表現が多くなります。 また口語は、明治以降の話し言葉と、それをもとにした書き言葉とを合わせていいます。つまり、口語とは現代の言葉であると位置づけることができます。
文語は、文章の中にある語のことで、書き言葉のことを意味します。文語は書き言葉のために、目上の人や関係性などによってなどの場面に依存することが少なく、文章を推敲しながら書き記していくので、不正表現が少なくなります。 また文語は、明治以前の言葉を指します。つまり、文語とは古文の言葉であると位置づけることができます。
「参画」は、現代でも用いられる言葉で、明治以降の言葉です。この点から、「参画」は口語と言えます。しかし、文章を推敲しなければ、「参画」という言葉はあまり出てきませんし、話し言葉よりも、書き言葉として文章中に登場することが多いです。そのため、「参画」は文語ともとれます。 また、「参画」は話し言葉として用いると、少し硬い印象があり、ビジネス的なニュアンスになります。書き言葉として、例えばメールなどで「参画」という言葉が入ると、丁寧な印象を与えることができます。このことからも、「参画」という言葉は書き言葉で登場することが多いと言えるでしょう。
「参画」は、丁寧で固い表現のため、「見る」や「来る」のように、敬語に変化させることなく、そのまま用いることができ、ビジネスメールにも有効です。ここでは、ビジネスメールにおいての「参画」の使い方を、例文とともに見ていきます。 ・部長は参画されていますか。 ・スケジュールに余裕がないため、参画することができません。 ・ぜひ参画していただきたいと思うのですが、いかがですか。 ・その案件にはかつて参画しておりました。 「参画」は計画段階から携わるという意味ですので、社内で新規プロジェクトを立ち上げる際や、新しく部署をつくる際などにビジネスメールで飛び交う言葉だと推察されます。
今回は「参画」について、その意味や成り立ち、「参加」の違いについて紹介しました。おさらいすると、「参画」は計画段階から携わるという意味であり、「参加」は計画段階が終わってから仲間に加わるという意味で使われています。 この記事をきっかけに、さまざまな言葉の意味や成り立ちについて調べてみてください。
記載されている内容は2017年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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