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ボナペティートの意味/由来・返事の仕方|召し上がれ

更新日:2024年07月20日

言葉の意味・例文

「ボナペティート」とは、フランス語圏の国で比較的よく使われる言葉です。普段なじみのない言葉ですが、レストランや食事の場面でよく使われる言葉なので、意味や使われる場面を覚えておくと良いでしょう。今回は、「ボナペティート」の意味をご紹介します。

「いただきます」「ごちそうさま」は日本だけ?

「いただきます」や「ごちそうさま」は日本にのみある言葉です。「召し上がれ」などの似た言葉であれば世界各国にありますが、いただきますという言葉と同じような意味では使われていません。では海外では、いただきますやごちそうさまという言葉をどう表しているのかご紹介します。

海外ではどう言うのか

主にフランス語圏で食事の前によく使われる「ボナペティート」が有名で、召し上がれという意味で使われる言葉です。その他にも「チアーズ」など、乾杯を意味するような言葉がいただきますに似た表現として使われています。

ボナペティートの意味

ボナペティートは、「食事を楽しんで」「美味しく召し上がれ」という意味で使われます。ボナペティートは食事をする相手や一緒に食べる相手に対して、食事を勧める意味合いが強い言葉です。食事前に手を合わせて言う「いただきます」とは意味が若干違うので注意しましょう。

ボナペティートの由来

ボナペティートの由来について、フランスとイタリアの2つの国別でご紹介していきます。由来を知ると言葉の意味の大切さが分かりますので、ぜひ覚えておくといいでしょう。

フランス語

フランス語でボナペティートは、「Bon(良い)」「appétit(食欲)」と言う意味の言葉が合わさって「Bon appétit」となっており、「召し上がれ」という意味で作られた言葉です。イタリア語と同じで誰かに食事を勧めるときに使うことが多いでしょう。

イタリア語

イタリア語のボナペティートもフランス語と同じく「召し上がれ」と言う意味で使われます。ボナペティートのイタリア語の綴りは「Bon Appetit」となり、フランス語と同じく「Bon(良い)」「Appetit(食欲)」という意味の単語が合わさってできた言葉です。使用される場面も、フランス語と同じく、相手に食事を勧める意味で使われることが多いです。

ボナペティートへの返事の仕方

食事を勧める場面で使われた場合の「ボナペティート」への返事の仕方についてご紹介していきますので、参考にしてみてください。 例えば、料理を運んできたウェイターさんや食事に連れてきてくれた同行者が「ボナペティート」と言ったりさまざまな場面で使われます。「ボナペティート」に対する明確な返事は決まっていないので、場面によって適切な返事をするようにすれば問題ありません。

グラッツェ

グラッツェ(grazie)は、「ありがとう」とお礼を伝える言葉です。ボナペティートと言われた場合は、お礼を真っ先に伝えるのが礼儀なので笑顔で「グラッツェ」と言うといいでしょう。

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初回公開日:2017年11月18日

記載されている内容は2017年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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