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更新日:2024年10月31日
「ネイティブ」という言葉の意味はご存じでしょうか。この記事では「ネイティブ」という言葉が持つさまざまな意味や使い方を解説しています。よく耳にはするけれどネイティブという単語の意味はよくわかっていない、という方はぜひこの記事を読んでみてください。
「最近ネイティブってよく聞くけど、どういう意味?」 「ネイティブスピーカーって、なんのこと?」 このように、「ネイティブ」という言葉をよく耳にするけれど、具体的な意味や使い方はよくわからない、という方はいないでしょうか。 この記事では、ネイティブという単語が持つさまざまな意味について解説しています。ネイティブの使い方や例文に加え、対義語などもくわしく紹介していきます。 この記事を読むことで、ネイティブという言葉の意味が把握できます。会話や文章のなかで自然にネイティブを使えるようになり、ボキャブラリーも豊富になるでしょう。 ネイティブという単語の意味を知りたい方、会話のなかで使いたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
ネイティブは、「その土地の人」という意味の言葉です。アメリカ先住民のことを「ネイティブアメリカン」と言います。 「ある言語を母国語として話す人」という意味もあり、日本語の会話のなかで使用されるネイティブは主にこの「母国語を話す人」を示します。 また、ネイティブには「天然の」という意味を表す場合もあります。「その土地にもともとあった動物や植物」ということです。例えば「ネイティブトラウト」は「天然のマス」という意味で「ネイティブコッパー」は「天然銅」の意味です。
「ネイティブ」は英会話や日本語の会話のなかでもよく耳にする機会の多い表現ですが、日本語で使われる「ネイティブ」と英単語の「native」は同じ意味なのでしょうか。 日本語の「ネイティブ」と英語の「native」という単語について、それぞれ見ていきましょう。
日本語の「ネイティブ」という単語は、「現地に住む人」や「長く慣れ親しんでいる人」など、「人」を表す名詞としてよく使われます。 日本語表現において、単体でネイティブが使われる場合は「ある言語を母国語として話す人」という意味であることが多いようです。例えば、英語を母国語とする人が英語の先生の場合に「あの英語の先生はネイティブだ」という風に使います。また、「ネイティブな発音」と言う場合は、「その言語本来の発音」であることを意味しています。
英語表現の「native」は、「自国の」「生粋の」という意味の形容詞として用いられます。 nativeには「生まれつきの」「生来の」という意味もあり、「生来の」とは、その人やものの本質や、特徴などを指して使います。「生来の」は英語では「Natural gifts(ナチュラルギフト)」とも訳せることから、この場合の「ネイティブ」は「ナチュラル」の同義語として使われていることがわかります。
ネイティブの語源は英単語の「native」で、この単語はラテン語の「nasci」が由来であると言われています。「nasci」は、英語では「to be born」と訳され、「生まれる」という意味です。 元は「生まれる」という意味を持った英単語が派生していくなかで、「その土地で生まれた人」を表す「native」という言葉になったと言われています。そのほか、「国家」を表す「nation」という単語や、「国民の」を表す「national」という単語も、ネイティブと同じ語源の派生語です。
「現地の人」「天然の」などの意味が「ネイティブ」にはありますが、日本語の会話や文章においてどのように用いられるのでしょうか。 ここからは、ネイティブの使い方について紹介していきます。
単に「ネイティブ」という言葉が出てきた場合は「ネイティブスピーカー」を略して表していることが多く、「ある言語を母国語として話す人」という意味を示します。この言葉を用いると、日本人は「日本語のネイティブスピーカーである」と言えます。 また、英語圏では「母国語」と「母語」を区別しています。日本では耳慣れない「母語」という言葉は「幼少の頃より使っている言葉」という意味です。世界的には、母国を離れた土地で育ち、母国語と違う言語で生活している人々も多いために、このように区別するようになりました。
記載されている内容は2017年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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