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「言動」の意味や使い方・例文3つを解説|「行動」との違い

更新日:2024年07月17日

言葉の意味・例文

言動が伴わない、など「言動」という言葉の意味を「言ったり行ったりしていること」と間違って捉えている人が多いようです。言動の本当の意味をご紹介するとともに、「男女関係」「子供」「老人」に見られる言動が伴わない場合についての注意点もご紹介していきます。

厳密に言うと、「言行」は「言動」の使い方と全く同じで、文章やTPOによって使い分けられます。しかし、どちらでも意味は同じです。 「言動」と「言行」は使い分けを考えなくても問題はありませんが、「言動」と「行動」は本来しっかり使い分けます。 ただ「言行」という言葉は日常生活で馴染みがないので、普段使う分には「言行」を使わず「言動」でも構いません。

「行動」とは

「行動」とは、自分が実際に動いて物事を行うことです。 「行動」という言葉と「言行」を間違って使ってしまいがちになる理由が、言おうとしている内容に、発言が含まれているかいないかまで考えていないからです。 例えば誰かが間違った行いを実行した場合は、「あの人の言動は間違っている」ではなく「あの人の行動は間違っている」と使うことが妥当です。

「行動」の意味

「言動」はweblio辞書によると、2つの意味があります。 ・実際に体を動かして,あることを行うこと。実行。おこない。 外部から客観的に観察できる,人間や動物の動きや反応。 行動は意味としては、実行や行いという意味もあれば、動きや反応という意味もあります。

①実際に体を動かして,あることを行うこと。実行。おこない。 ②外部から客観的に観察できる,人間や動物の動きや反応。

「行動」を使った表現と例文

「行動」はその人の動きやおこないや実行をしたことという意味です。「行動」を表現するには、努力を表現したりして、相手に自分の実績を提示することで表現をすることが多いです。 では、文章で伝えるにはどのように「行動」は使われているのか。例文を挙げます。 ・「不審な行動の男を職務質問する」 ・「彼の行動を追及する」 ・「軽はずみな行動は謹みなさい」 ・「あなたの行動が言動と一致していない」

「言行」とは

「言行」とは実際に行うことと言葉で言ったことという意味がある言葉です。「あの人の言行は一致していない」と使う事もできます。 ただ「言行」という言葉は日常生活で馴染みがないので、普段使う分には「言行」を使わず「言動」でも構いません。 馴染みのない言葉ではありますが、実際に使い方をよく心得た上で使うと、相手に対して自分が敬語の知識を持ち合わせているというプラスのイメージを持ってもらうこともできる言葉です。

「言行」の意味

「言動」にも、実際に行うことと言葉で言ったことという意味があるのですが、「言行」も同じ意味を持っています。 意味としては同一なのですが、使い方や、TPOで用法が異なってきます。なので、「あの人の言行は一致していない」と使う事もできますし、「あの人の言動は一致していない」と使う事もできます。

「言行」を使った表現と例文

厳密に言うと、「言動」と「言行」は文章やTPOによって使い分けられるのですが、どちらでも意味は同じです。「言動」と「言行」は使い分けを考えなくても問題はありませんが、「言動」と「行動」は本来しっかり使い分けます。 ただ「言行」という言葉は日常生活で馴染みがないので、普段使う分には「言行」を使わず「言動」でも構いません。「言行」使い方の例をご紹介します。 ・「不審な言行の男を職務質問する」

言動の意味を理解して正しく使おう

「言動」という言葉には「行動」という意味が含まれています。「動く」という漢字が使われているので、普通にうっかりと「行動」という言葉を「言動」と混同して使ってしまいがちです。 しかし、「言動」と「行動」では意味が違います。「行動」は「行為」と似たような言葉で、私たちがよく使う「言動」とは「言行」と同様な言葉です。 しっかりと「言動」の意味を理解して、正しく「言動」を使いましょう。

間違えやすい「及び」の使い方

「及び」という言葉には、または、という意味合いがありますが、使い方を間違うと聞こえの悪い敬語の印象を相手に与えてしまいます。間違えやすい言葉です。正しく使いましょう。 英語でいうところのAndなので、「マヨネーズとケチャップ」を「マヨネーズ及びケチャップ」というような使い方です。しっかりと気をつけた上で使いましょう。

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初回公開日:2017年11月11日

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