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「レッツラゴー」の意味と使い方・元ネタ・語源・死語なのか

更新日:2024年08月12日

言葉の意味・例文

ぼんやりとわかるけれどもはっきりとはわからない。そんなもやもやする言葉「レッツラゴー」今回はその語源や由来、またその使用例などを紹介させていただきます。「レッツラゴー」長い間愛されて使われ続けている言葉は本当はどういう意味なのか。それを知る一助になれば幸いです

「レッツラゴー」って?その意味と使い方

聞いたことがあるのに正しく意味がわからない。今更尋ねるのは少し勇気がいる。そんな言葉は多く、この「レッツラゴー」もその中の一つです。 年齢の高い方が主に使用し、何か行動を起こす時に使用されることが多いです。実際の「レッツラゴー」の意味は「Let's go」として使用されていて、何か共に行動を起こす時に「一緒に行きましょう」と声をかけています。 ではそもそも「レッツラゴー」の「ラ」とはなんなのでしょうか。語感から「Let's us go」と混同されることも多いのですがそもそも「Let's」自体が「Let us」の短縮形ですので「Let's us go」だと「us」が重複してしまっています。

「レッツラゴー」の語源・元ネタ

もともとの発生は1971年から1974年にかけて週刊少年サンデーで連載されていた漫画です。タイトルは「レッツラゴー」ではなく「レッツラゴン」。赤塚不二夫氏が書かれています。その作中でさまざまな当時の流行り言葉の一つとして「レッツラゴー」というセリフがあります。 赤塚不二夫氏は当時ニューヨークに滞在しており、その時本人が使用していた「デタラメ英語」である「レッツラゴーン」がタイトルの由来になります。「レッツラゴーン」を「レッツラゴン」というタイトルで漫画にし、さらにその漫画内で「レッツラゴー」というセリフを使っています。 そもそもが赤塚不二夫氏の感性から産まれた言葉ですので「レッツラゴー」はこういう語源だ。と言い切るのは難しいですが使用されている内容から「Let's go」であることは間違いないでしょう。

赤塚不二夫

1935年(昭和10年)9月14日~2008年(平成20年)8月2日)。漫画家で数々の代表作を生み出した方です。代表作に「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」などがあり、近年では再びアニメ化された「おそ松くん」の作者でもあります。 今回の「レッツラゴー」の生みの親でもあり、「これでいいのだ」(天才バカボン)や「シェー」(おそ松くん)などの数々のギャグを生み出したギャグの王様と呼ばれ、赤塚不二夫氏が戦後日本のギャグ史に大きな影響を与えています。

レッツラゴン

レッツラゴン (1)

超有名作に隠れてしまい「レッツラゴン」は少し知名度が落ちますが「レッツラゴー」を生み出しただけではなく「サンキューベラマッチャ」などの独特の赤塚不二夫英語を生み出した作品でもあります。 小学生の主人公「ゴン」やクマの「ベラマッチャ」など人気のキャラクターが登場し、シュールでナンセンスな展開を繰り広げます。 一時期入手困難として手に入れる機会がない作品でしたが、現在では手軽に手元に取り寄せることができます。楽しい漫画、シュールな漫画、ナンセンスな漫画。こういったものに興味がある方は一度は手にとって読まれることをおすすめいたします。 また赤塚不二夫氏自身が自身が作り出した最後のナンセンス作品であり、自分で一番好きな作品と発言されています。

「レッツラゴー」は死語なのか

死語の定義自体が難しいものですが、「当時一般的に使用され現在使用されていない言葉」とすると「レッツラゴー」は前半の「一般的に使用されていた」言葉にあてはまります。では「現在使用されていない言葉」としてあてはまるのでしょうか。 ごくごく一部の人だけが使っているのであれば死語として認識できますが、語源や元ネタを知らないとは言え2017年現在でもツイッターなどで「レッツラゴー」という言葉を見かけます。「ギャグ」としてではなく普通の言葉として認識し、使用している方が存在しますので死語とは言えないでしょう。

「レッツラゴー」を使ったもの

言葉が生み出された1971年から一体どのような作品で「レッツラゴー」が使用されてきたのでしょうか。 使用される場合であってもその多くが「ギャグとしてのレッツラゴー」ではなく「言いやすい、語感の良いレッツラゴー」として使用されていることが主です。それだけこのギャグが過去流行り、一般に浸透していたことの証明でもあります。 非常に数多くの場面や作品で使用されてきていますので、代表的なものをいくつか紹介してゆきます。

キラキラ☆プリキュアアラモード

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初回公開日:2017年11月10日

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