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更新日:2024年06月22日
何かご不明点があればお気軽にご相談ください、といった形でよく使う「ご相談ください」という言葉があります。このご相談ください、をビジネス上で正しく使うために注意したいことがいくつかあります。敬語をうまく使うための豆知識としても、お役立ちの記事をお届けしましょう。
目次
日本語の敬語には、相手を立てる尊敬語、自分がへりくだる謙譲語、丁寧な言い方の丁寧語の大きく3種類に分けられます。 中国語や英語では、謙譲語、尊敬語などの区別はなく、敬語でさえ少し丁寧な表現を付けるといった用法しかないといわれます。 日本の敬語は、自分が出過ぎてはいけない、相手を立てるといった古来からの日本の文化背景から育ってきたといえるでしょう。 日本で仕事をする場合は、敬語はビジネスのマナーとして身につけておかなければならない常識と言えます。敬語の使い方は非常に難しいです。
たとえば、言われたことを分かったと伝えるためでも、「了解しました」と目上の人にいうのは失礼にあたるため、「承知しました」にする、仲間同士でかしこまりましたというと、なんだか慇懃無礼で何か不満があるのかな、と嫌味に聞こえるなど、その人や相手の置かれた立場を考慮して、適切な言葉を使わなければいけないからです。 敬語の表現は一つだけでなく、同じ表現でも別のいい方で変えることができます。今回取り上げた「ご相談ください」の使い方にしても、疑問形に変える、相手の判断にゆだねる形にする、などのワザを身に付けると、地雷を踏まない無難な言い方に変えられます。ちょっとした文章のニュアンスの変え方を覚えれば、ビジネス上で乗り切っていくために役立つはずです。
記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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