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周知の意味と使い方例文(周知徹底/ご周知ください/周知を図る)

更新日:2024年01月25日

言葉の意味・例文

ビジネスにおいて「周知」という言を耳にすることは多いのではないでしょうか?この記事では周知の意味と使い方について解説します。間違った使い方をしてしまわないように、「周知」を使う可能性のある社会人や学生のみなさんは参考にしてください。

「周知」の意味

「周知」の意味は、「広く知れ渡っていること」「広く知らせること」です。 つまり、「周知」は、「ある物事について、すみずみまで知れ渡っている状態」を指します。

「周知」の使い方と例文

「周知」は ・校内ルールの周知がなされていない といった使い方をします。 以下のような「周知」の使い方を、意味と例文にわけて解説します。 ①周知徹底 ②周知する、周知させる ③ご周知ください、ご周知願います ④周知を図る

使い方1:「周知徹底」

【意味】 「周知徹底」:すべての人にしっかりと知れ渡らせること。重要な伝達事項について伝え漏れがないようにすること。 【例文】 ・経費削減のため、消耗品などの備品の無駄遣いを減らす施策について周知徹底をする ・非常災害時の避難場所を近隣住民に周知徹底する必要がある

使い方2:「周知する」/「周知させる」

【意味】 「周知する」/「周知させる」:ある物事を誰かに知ってもらうこと。 「周知する」と「周知させる」はほぼ同じ使われ方をします。「周知」の主語は広める人であるから、周知するは誤用であるとの意見もありますが、新聞やテレビでは「周知する」が使われることもあるので、どちらもほぼ同じ意味として使われます。 【例文】 ・スマートフォンの使い方をお年寄りに周知する活動 ・明日の遠足の注意事項を、クラスに周知させる

使い方3:「ご周知ください」/「ご周知願います」

【意味】 「ご周知ください」:ある情報を知ったうえで、その情報を周りにも共有し、知らせてほしいということ。 【例文】 ・今日の講義は、大雨のため休校となりましたので、ご周知ください。 ・各担当者の方は、明日の会議の場所を、チームメンバーにもご周知ください。

使い方4:「周知を図る」

【意味】 「周知を図る」:ある物事を、広くまわりに知ってもらうために、策を講じること。 【例文】 ・災害の際の避難場所を、近隣住民に周知を図る必要がある。 ・新入社員に、社内美化の重要性について周知を図る

「周知」の類義語

「周知」の類義語には、 ■拡散 ■連絡 ■案内 ■啓発 というような言葉が挙げられます。 いずれも、ある情報を周囲に伝えるという意味を持ちます。

初回公開日:2017年11月07日

記載されている内容は2017年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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