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更新日:2024年07月15日
英語には「選ぶ」という行動でもニュアンスごとに使う単語が変わってきます。この記事では、知っているようで意外と知らない、choice(チョイス)、select(セレクト)、choose(チューズ)、pick(ピック)の違いと使い分け方をご紹介します。
目次
「和製英語」と「英語」の区別がつかず、自信を持って伝えたはずの英語がネイティブスピーカーに通じない、という経験をしたことがある方も少なくないでしょう。社内公用語が英語になった、英語が不可欠な仕事が増えた、外国人社員が増えたなど、英語に触れる機会も多くなりつつあります。 そこで今日は、日本語の日常的な会話にもよく登場する言葉”choice (チョイス)”やその他の同意語の英単語の「意味と使い方」をご紹介します。日本語での会話なら和製英語として違和感なく通じても、英語で間違った使い方をするとニュアンスが変わってしまうこともあります。知っているようで意外と知らない意味と使い方を見ていきましょう。
皆さんご存知のとおり、”choice (チョイス)”は「選択」という意味です。日本語の日常会話でも使用頻度が高く、英語が苦手な方でも意味を知らない方は少ないのではないでしょうか。ではまず、辞書でその意味をもう一度確認してみましょう。
choice 主な意味 (自由意志または自己の判断による)選択、選ぶこと、選択力、選択の機会、(二者のうちの)どちらか一方、二者択一、(…に) 選ばれたもの、選りすぐったもの、逸品、極上品
辞書を引くとわかるように、”choice (チョイス)”は「選択」という意味の名詞です。
先ほど調べたように、”choice (チョイス)”は名詞です。日本人同士で日本語で会話する際は、「チョイスしてください」と動詞のような意味合いとして使用しても違和感はないですが、英会話では動詞として使えませんので注意が必要です。 しかし、覚えてしまうと日常英会話でもよく使える単語です。まずは、”choice (チョイス)”の基本の使い方と、日常会話で使える”choice (チョイス)”のフレーズを見ていきましょう。
1.「○○さんのチョイス」のように他の単語で修飾して使う 例1:my / your / his / her / them など+ choice(チョイス) [~の選択] You can have your choice. [訳:好きなものを選べますよ] 2.動詞と一緒に使う 例2:make a choice from ~ [~の中から選ぶ] You have to make a choice from many plans. [訳:あなたはたくさんの計画の中から1つ選ばなければいけません。]
「選択肢がない」と訳すとお堅いイメージになってしまいますが、友人たちとラフな会話からビジネスまで幅広く使えます。 例文1:You had no choice. [訳:仕方ないよ] 直訳すると「あなたは選択肢を持っていなかった」となります。自然な日本語に言い換えると「他に選択肢がなかったから仕方ないよね」という意味合いになり、日常的に利用できる便利なフレーズです。 例文2:I have (had) no choice but to do it. [訳:そうするしかないんだよ] 「but to do ~」を後ろにつけてあげると「そうするほかに仕方ない(なかった)」という意味になります。「do」の部分には動詞をいれてあげればいいので、こんなことも英語で言えちゃいますよ。 I had no choice but to give up. [訳:諦めるしかなかったんだよ~] The president had no choice but to finish that business. [訳:社長はその事業を終わらせるしかなかった。] このように日常のラフな会話にも、ビジネスでの会話でも応用できる優れたフレーズです。
”Nice choice (ナイスチョイス)”は「良い選択」というニュアンスであることは皆さんご存知でしょう。その意味さえ理解できていれば大きな問題はありません。しかし、辞書で引くと、”choice (チョイス)”には「選択」という意味のほかに「選ばれたもの」という意味も出てきます。 例:She is a nice choice for the reader. [訳:リーダーには彼女が適任です。] ”Nice choice (ナイスチョイス)”はただ単に「良い選択」という意味だけではなく、例文のように「その中で選ばれた適任者」といった意味合いで使われることがあります。”良い選択だった”というより、”選ばれたこと”に焦点を当てた意味合いで使われるイメージです。
記載されている内容は2017年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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