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時計のガラスの傷を研磨する方法|歯磨き粉/ピカール/消し

更新日:2024年08月08日

趣味

腕時計は社会人として必須アイテムであり、毎日使用するものです。日常的に使うものですから、時計の風防ガラスに傷がついたりすることはよくあることです。ガラスに傷がついた時、時計によっては自分で対応することもできるものもあります。ぜひ一度ご覧ください。

時計のガラスの傷の修理代は?

腕時計の全面についている風防ガラスは、針や文字盤などを水や風などから保護するためについています。腕はよく動かす場所ですから、ぶつけたり落としたりなどの衝撃を受けて風防ガラスに傷がついたり破損したりすることはよくあることです。 風防ガラスに傷がついたりひびが入ったりすれば、そこから水が入りこむ恐れもありますから、なるべく早く修理に出すことが大切です。では、時計の風防ガラスの傷の修理代の相場はいくらぐらいなのでしょうか。詳しくご紹介します。

ガラスの種類

時計の風防ガラスの修理の料金は、材質により違いがあります。ガラスの材質には3つの種類があります。

アクリルガラス

アクリルガラスは軽くて加工がしやすく、割れにくいという特徴がありますが、傷がつきやすいという欠点があり、近年ではあまり使われなくなりました。 風防ガラスがアクリルガラスの時計の修理費用は、浅い傷であれば研磨するだけで傷が消えるので作業費の3千円程ですが、深い傷の場合はガラスの交換が必要になってしまうので、費用は8千円程となります。

クリスタルガラス

クリスタルガラスは、主にコップなどに使われる強度や透明度が高い素材です。アクリルガラスよりも硬く傷がつきにくいのですが、ぶつけたりしたときの衝撃で欠けたり割れたりしやすいです。 クリスタルガラスを使用した時計は研磨することができないため、ガラスに傷がついた際にはガラスの交換が必要となります。修理費は2万円程からとなっています。

サファイアガラス

高級時計によく使用されるサファイアガラスは、最近ではApple Watchに使われ話題となりました。人工的に生成されたサファイアを素材として作られたガラスで、とても硬いため傷に対しての強度が強いです。しかし衝撃に弱く、落としたりすると割れてしまうこともあります。 サファイアガラスを使用した時計は研磨することができないため、修理はガラスの交換となります。修理費は約2万円からです。

時計のガラスの傷を研磨する方法

アクリルガラスであれば、浅い傷は研磨することで修復可能ということが分かりました。時計の風防ガラスは細かい傷がつきやすいですから、自分で研磨することができれば便利でしょう。自分で研磨する方法を詳しくご紹介します。

歯磨き粉を使って研磨する

歯磨き粉の中には研磨剤が含まれており、歯磨きをするたびに歯についた歯垢を削り取ることで歯の白さを引き出しています。この研磨剤を利用して、時計のアクリルガラスを研磨し、傷を削り取る方法です。しかし、最近では歯に優しい、研磨剤が含まれていないものも出ていますので買う時には注意が必要です。 やり方は、できるだけ柔らかい天然素材の布(使い古した綿の肌着など)に歯磨き粉を少量つけ、円を描くようにやさしく3分~5分程度こすります。最後に水気を含ませた布で軽くふき、歯磨き粉を落とします。なお、ガラス部分と本体の隙間に歯磨き粉が入ってしまうと残ってしまいますので、あらかじめその部分をセロテープで覆うとよいでしょう。

時計のガラスの傷の修理方法とは?

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初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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