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更新日:2024年11月06日
ガレージに眠っている旧車は電気自動車に改造することで蘇ります。特にビートルやフィアット500を電気自動車に改造する例が増え、改造ノウハウが確立されようとしています。旧車をはじめ、軽自動車や中古車を電気自動車化する経費や注意点を中心に説明しています。
目次
「車が古くなって燃費も悪くなり税金も高くなったけど、愛着があるしまだまだ乗り続けたい」と思う人の間で今、ガソリン車を電気自動車へと改造する「コンバージョンEV」が静かなブームになっています。さまざまな車種でコンバージョンEVは可能ですが、それぞれの改造方法や費用が異なってきます。 車種やタイプ別でどんな改造方法や注意点、費用の差があるのでしょうか。また、改造を手がける自動車会社や、改造キットについても合わせて見ていきましょう。
デザイン性が高い「旧車」を電気自動車化する人が増えています。特にビートルやミニクーパー、フィアット500などの小型の旧車では、電気自動車化へのノウハウができあがりつつあり、価格も安定する傾向にあります。 が高くオーナーも多い旧車を電気自動車に改造する場合、現状はどうなっていてどんな改造方法があるのか、注意点はあるのか、を中心にお話していきます。
クラシックビートルは国内外で多数の改造例があり、ビートルのコンバージョンEV用に設計された部品が流通しているため電気自動車への改造は比較的簡単です。電池を設置するスペースも申し分なく、重量もクリアしやすい点がコンバージョンEV化を後押ししています。 最低限の電池搭載で航続距離は約50km、最大限の電池搭載で航続距離は最大150kmまでアップグレードが可能です。スペースに余裕があるので段階的にアップしていくこともできるのが魅力的です。電池の置き場所のために、助手席や後部座席を犠牲にして居住性を落とさなくて済むのもビートルEV化の特徴です。 旧車なので故障修理や部品交換などが発生する時は価格もアップしますが、EV改造のみだと250万円~(エアコンなし、航続距離50km)と相場ができあがりつつあります。クラシックビートルを車庫に眠らせている方は検討してみてはいかがでしょうか。
ミニクーパーは2019年~2020年あたりで量産EV車が発売される予定です。まだ情報が少ないので正確なことはわかりませんが、後部座席を取り払いバッテリーを限界まで搭載したようで、航続距離はなんと240kmになるという情報です。 価格はまだ不明ですが、現行のガソリン車の新車が最低ランクで230万円ほどですから、まだまだ高額な量産EV車は確実にその値段を超えてきます。それを考えると、今乗っているミニクーパーを改造したほうが安くEV化できる公算が大きくなります。 しかし230万円ほどの予算では電池は最低限の搭載量になり、航続距離は50km程度まで落ちます。アップグレードはできますが、改造で最高性能を求めると値段はあっという間に300万円~400万円に跳ね上がります。そのくらいのお金をかけても旧車のデザイン重視で維持したいのか、いっそ新車EVに乗り換えるのかは悩ましいところです。
スマートは、フォーフォーもフォーツーもガソリン車を廃止して2020年から電気自動車に統一されます。元々将来的に電動化する方向で開発された車で、電池性能の向上に伴い研究開発が進んで、満を持して実現化する運びとなりました。 電気自動車化への研究開発を兼ねて、2010年に試作車の実証実験が行われました。スマートフォーツーをベースに、メルセデスベンツとザイテック社の共同開発で航続距離135kmを実現し、最高速度は100km/hを記録しています。 スマートのガゾリン車を個人で電気自動車に改造した例は日本ではまだ見つけることができません。量産EV車がどんな搭載の仕方をするのかを見てから、日本での改造が普及すると見込まれています。
フィアット500の電気自動車への改造は、兵庫県にある(株)ナカムラという自動車整備工場が、傷みきったフィアット500を電気自動車へと蘇らせる「EVコンバートプロジェクト」と銘打った企画を立ち上げ、改造の様子をブログで逐一報告したことから、フィアット500オーナーの間で話題になりました。 その企画を見ていたオーナーが次々と愛車の改造を依頼して改造例が増え、ビートルと並び、改造ノウハウが確立しつつある旧車です。ただし改造するには若干クセがある車で、ビートルよりも高い300万円以上の費用がかかります。 どの旧車も同じですが、古い車ですので部品が破損していたり、最新の部品と合わなかったりする場合は個人での改造は難しいでしょう。(株)ナカムラのプロジェクトでも部品集めに奔走されていました。 フィアット500の改造は、ノウハウを持っている業者にお願いするのが一番安全に早く仕上がるでしょう。
コムスは元々EV小型自動車ですが、市販量産車では最高速度が60kmしか出ず、後ろから煽られないようにもう少しパワーを上げる改造が行われているケースがあります。また、市販量産車では航続距離は30kmで燃費もそれほど悪くありませんが、コンセント充電をしなくても済む「ハイブリッド化」を施す改造を行っている人もいます。 ハイブリッド化と言ってもガソリンと電力を併用するわけではなく、発電機を利用してコンセント充電の必要がないようにする改造です。これで航続距離がグンと増えて、50km走ってもメーターは3に減る程度で、トータルでは約80km程度の航続距離が期待できる仕上がりとなっています。 コムスの改造は、すでに電池が搭載されており、パワーアップ分の電池を足していくだけなので素人でも比較的簡単です。
ローバーミニを販売しているBMWは、2018年3月にニューヨークで開催されたモーターショーにて、クラシックMiniを電気自動車化したモデルを発表して話題になりました。キュートなクラシックMiniのEV車が量産されるか、と期待されましたが、量産するのは現行モデルのMiniで、クラシックMiniファンの間で落胆のため息が漏れています。 と言うことは、クラシックMiniを電気自動車に改造する価値は残っていると言うことです。改造費用は200万円以上はかかると言われていますが、あの可愛い車体を生き返らせるなら経費は安いと考えるオーナーは多いです。 日本での改造例もありますが、ミッションの形が特殊で若干難しい改造になります。自作で頑張るのもいいですが、クラシックMiniを扱ったことのある業者にお願いするほうが仕上がりも納得できる改造になるでしょう。
電気自動車への改造は基本的にどんな車種でも可能です。電気自動車は新車購入するとまだまだ高額ですので、乗り慣れた愛着のある一般車の税金が上がるタイミングで電気自動車へ改造する人は今後増加すると見込まれています。 一般によく乗られている軽自動車や軽トラ、中古の普通車を改造しようとした場合、どのくらいの経費がかかるのでしょう。新車のガソリン車を買ったほうが安いのか、EV車に改造したほうが安いのか、を見ていきましょう。
記載されている内容は2018年05月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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