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電波時計は海外では使えない?|対応メーカー/ブランド

更新日:2024年08月08日

ガジェット

電波時計は、自動的に電波を受信して、正確な時刻に補正してくれます。電波時計は海外でも使えるのでしょうか。どのように現地時間に合わせたらよいのでしょう。対応している電波時計のメーカーは、人気の商品はどの電波時計など、今回は電波時計をご紹介します。

電波時計は海外では使えない?

電波時計は、時刻に関する情報を電波で受信することにより、秒単位で正確な時間に合わせてくれるのでたいへん便利です。海外旅行や海外出張に行かずとも、日常生活で利用している人も多いことでしょう。 では、電波時計を持っていれば、海外でもその場所に合わせて、自動的に時刻を補正してくれるのでしょうか。そうであるならば、例えば、飛行機から降り立てば自動的に腕時計の時刻が東京時間からニューヨークの時間などに変わり、現地の時刻になるのでとても便利です。 しかし、どの電波時計も自動的に合わせてくれるわけではありません。一部の高級なモデルを除いては、時計にGPS機能がついていないので、時計自体はどの場所に現在いるのかが分からないからです。

受信

このため、一般的な方法は、タイムゾーンをあらかじめ合わせておくという方法です。しかし、カシオやシチズンやセイコーなどは、これらの作業を簡単にするための工夫がされています。このため、タイムゾーンさえ選んでおけば、そのエリアに応じた周波数の電波を拾ってくれるようになるので、自動的に時刻を補正してくれます。 また、後でご紹介するようなGPS機能を内蔵したタイプでは、位置情報を取得できるので、自動的に時刻を合わせることが可能です。

設定

GPS機能が内臓されていないものでは、タイムゾーンを設定する作業が必要となります。各メーカーのエリアは主要な都市やエリアをカバーしていますが、場所によっては設定できない可能性があるため、あらかじめメーカーホームページを確認しておきましょう。

時刻 合わせ

タイムゾーンを合わせておけば、1日5回~6回の頻度で電波時計は現地の時刻情報を受信することができます。しかし、すぐに時刻を合わせたいという方もいるでしょう。この場合は、タイムゾーンを設定した後で、強制受信を行いましょう。腕時計の場合は、強制受信をするためのボタンなどがないため、海外に行く前にマニュアルを読み、方法を調べておくことをおすすめします。

タイ

電波時計のメリットは、正確な時刻に自動的に合わせてくれることですが、時刻情報を配信してくれなければどうしようもありません。タイをはじめ、東南アジアでは電波の発信がないエリアがほとんどです。このため、日本からの電波を拾ってしまい、日本時刻になってしまう電波時計もあります。 基本的に、海外などグローバルな目的で電波時計を使用する場合には、日本、欧州、英国、中国、米国だけと覚えておきましょう。なお、中国でも場所によっては受信できる場合がありますが、更新する頻度が少なくなると説明しているメーカーもあります。また場所によっては受信できないエリアもあるでしょう。

電波時計の海外対応メーカー

ここでは、電波時計のなかで、海外での使用に対応しているメーカーをご紹介します。

シチズン

シチズンの「サテライト ウエーブ GPS*1」搭載のフラッグシップモデルの電波時計です。海外での受信エリアは全世界のタイムゾーンのうち40タイムゾーンをカバーしている機種です。上空約2万kmを周回するGPS衛星からの時刻情報を受信し、世界のどこにいても正確な時刻とカレンダーを自動で表示します。 例えば砂漠にいても雪山の頂上にいても、正確な時間を刻み続けることが可能です。従来の時計は地球上のどこにいるのかを時計が分からないため、手動でタイムゾーンを設定する必要がありましたが、この電波時計はGPS搭載なのでそのような必要はありません。

カシオ

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初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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