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日本のセミの種類と鳴き声・時期/特徴別/地域別の種類

更新日:2023年12月21日

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真夏の暑い時期にはセミの鳴き声が嫌になることがありますよね。セミの鳴き声で余計に暑くなるような気がすることすらあります。日本にはセミが多いのでしょうか、日本のセミの大きさと種類は?など、気になる日本のセミについて生息域や分布、鳴き声の違いなどを紹介します!

日本のセミの名前と種類一覧

セミといえばその鳴き声が特徴的で、日本の夏には欠かせない存在です。日本にはたくさんの種類のセミがいますが、お住まいの地域の種類のセミによって鳴き声はかなり違ってくることをご存じでしょうか?こちらでは日本に生息するセミの種類について、代表的なものを紹介します。

ニイニイゼミ

ニイニイゼミはセミの種類の中でも、北海道から沖縄までというかなり広範囲に生息しています。北海道から本州にかけて、四国、九州、対馬まで分布していて大きさは3cm~4cmです。ニイニイゼミが姿現すのは6月~8月頃なので、地域にもよりますが一番先に鳴き出すセミといえばニイニイゼミである場合が多いでしょう。

クマゼミ

クマゼミは日本にいるセミの種類の中でも最も大きいと言われています。クマゼミの大きさは6cm~7cmにもなり大柄です。クマゼミが出てくる季節は7月~9月で、関東地方から西の地域、関西、四国、九州からまで広く分布しています。

ヒグラシ

ヒグラシはセミの種類の中では北は北海道から、南は奄美大島までという広大な生息域に分布しています。ヒグラシの鳴き声をまったく聞いたことがないという日本人はおそらくあまりいないでしょう。そのくらい日本人に馴染みがあるセミで、名前の通り夜明けと夕暮れなどの薄暗い時間帯に鳴いています。ヒグラシの大きさは4cm~5cmで6月から9月にかけて鳴き声を聞くことができます。

アブラゼミ

アブラゼミはセミの種類の中でも比較的大きい部類に入り、大きさは5cm~6cm、北海道から九州までという広い地域に生息する日本を代表するセミです。アブラゼミは地中にいる期間が長く、地上にいる時間がとても少ないというセミから受けるイメージの代表的なセミであり、地中にいる期間はだいたい6年以上、地上で羽化してから成虫として1週間程度しか生きていられないと言われています。鳴いている期間はだいたい7月~9月になります。

エゾゼミ

エゾゼミは北海道から九州にかけて生息していますが、実は平地に生息しているのは北海道や東北地方という比較的寒い地方だけで、他の地域では高地に生息していることが多いため、本州の東北地方以南に住んでいる方が見かけることは少ないセミです。7月~8月まで鳴き声を聞くことができ、大きさは5cm~6.5cmくらいになります。

ミンミンゼミ

ミンミンゼミの大きさは5.5cm~6.5cmで、ミンミンゼミという名前の通りその鳴き声は「ミンミン」というものです。北海道から本州、四国、九州という広い地域に生息しているため、一度は「ミンミン」という鳴き声を聞いたことがあるという方が多いでしょう。セミの種類の中でも7月~9月あたりまで鳴いていますぎ、比較的暑い地域である沖縄やなどには生息していないことから、あまり暑さに強いセミではないのでしょう。

ツクツクボウシ

こちらも、セミの種類の中では鳴き声がそのまま名前になったタイプです。生息域は北海道から奄美諸島まで、4cm~5cmの大きさです。「ツクツツクボウシ、ツクシーヨ」と鳴き、日本に生息するセミの種類の中ではおそらくもっとも複雑な鳴き方をしているのではないか、と言われています。8月~9月にかけて、その鳴き声を聞く機会があるでしょう。

種類別日本のセミの鳴き声

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初回公開日:2017年10月20日

記載されている内容は2017年10月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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