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更新日:2024年07月07日
ブラジルは南米東部に位置した国です。底抜けに明るい印象のブラジル人ですが、彼らは現代に至るまでに様々な歴史を乗り越えてきました。かつては日本人がブラジルへと移住し、新しい言語を作りました。日本人との関わりはとても深い国、ブラジルの公用語をご紹介していきます。
「コロニア語」とは、ポルトガル語が混ざった日本語のことを言います。日系ブラジル人が多く住むブラジル、サンパウロでは日系ブラジル人同士の方が話す際に使われています。
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ブラジルでポルトガル語を公用語として話される理由を見ていきましょう。 その理由は、ブラジルがかつてヨーロッパのポルトガルに植民地とされていたことにあります。他の南米諸国の多くがスペインに植民地とされていた時期、ブラジルはポルトガルに植民地にされていました。
ブラジルは16世紀からポルトガルの植民地となりました。 植民地となったきっかけは、15世紀末にインドを目指していたポルトガルの探検家カブラルが、風に煽られた結果、偶然ブラジルに到達したことにあります。 ポルトガル植民地としてのブラジルの時代は、砂糖、金、コーヒーの時代にわけられます。
南米のその他の国の公用語はスペイン語です。これらの国は、かつてスペインの植民地として支配されていたため、独立した今でもスペイン語を話しています。 南米のスペイン語は、「カスティーリャ地方の言葉」を意味する「カスティリャーノ」といわれています。北米や中米のスペイン語が「本場の正しいスペイン語」という意味の「エスパニョール」といわれているのと区別しています。
現代のブラジルでの教育事情というのは、どうなっているのでしょうか。植民地支配が終わってから1000年以上たった今、国民の教育は進んでいるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ブラジル人の学力はあまり高くないようです。というのも、貧しい家の子どもは家の手伝いなどで学校へ通うことができていない子も多いからです。 また、学校へ通っていても公立は私立よりも学力が低いといわれています。これは私立の方が学費が高く、裕福な家庭の子どもしか通えないことが要因となっています。
識字率は理解を伴って、自分の日常生活上の短い簡単な文を読み書きすることができる、15歳以上の人口の割合のことをいいます。 この識字率がブラジルではおおよそ93%以上あるといわれていますが、世界的に見ると低く深刻な問題となっています。問題視されているにもかかわらず、改善は見られず非識字率が増加している現状があります。
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