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ブラジルの公用語とは・スペイン語/英語は通じるのか

初回公開日:2017年10月30日

更新日:2020年03月05日

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おでかけ

ブラジルは南米東部に位置した国です。底抜けに明るい印象のブラジル人ですが、彼らは現代に至るまでに様々な歴史を乗り越えてきました。かつては日本人がブラジルへと移住し、新しい言語を作りました。日本人との関わりはとても深い国、ブラジルの公用語をご紹介していきます。

ブラジルの位置

ブラジルの位置
※画像はイメージです
出典: https://unsplash.com

この記事では「ブラジル」の言語について解説していきます。ブラジルといえば、サッカーが強い、サンバやカーニバルのダンスがすごい、などのイメージがあるのではないでしょうか。 そんなブラジルは「南米」にあります。日本と比較すると真反対、真裏の位置にブラジルはあります。 それでは、ブラジルの言語について詳しく見ていきましょう。

ブラジルの言語

ブラジルには多種多様な民族が暮らしているため、その分使われている言語も多くあります。ブラジル全体で数えると、おおよそ100種類以上あるそうです。 ここでは、ブラジルの公用語、その他の言語の浸透度、先住民族の言葉など、ブラジルで使われる多くの言語について、見ていくことにしましょう。

「ポルトガル語」が公用語

南米の国ブラジルの公用語は「ポルトガル語」です。ブラジル全体で話す言語を合わせると何百もの言語となります。そのためブラジル全体で公用語を使用し、「ポルトガル語」で統一されています。 ちなみに、ブラジルでは先住民の民族が多く住んでいますが、その先住民民族の言語を合わせると言語の数はさらに増えます。南米一大きな国ブラジルでは、国の面積も広いため、話す言葉も多種多様です。

「スペイン語」はほぼ通じない

ブラジル国内でスペイン語を話す地域は、一部の移民した人たちに限られます。南米の国のほとんどがスペイン語が公用語ですが、ブラジルはポルトガル語が公用語なため、スペイン語が話せないブラジル人が多いようです。 中には、ゆっくり話せばスペイン語が通じる人はいますが、ブラジルではほとんどスペイン語は通じないといっていいでしょう。

「英語」はどれくらい通じるか

一方、英語はどうでしょうか。 ブラジル国内で英語を話す地域というと、空港やホテルといった、主に外国人が訪れる観光の場所になります。ブラジルでは公用語がポルトガル語になるため、一般市民は英語教育を学ばない限り、ブラジル国内ではあまり英語を話す習慣がありません。 観光地では英語も少しは通じるのでしょうが、田舎地域に行くと地域によって通じるかどうかは変わってきます。

「先住民言語」を話す人もいる

ブラジルには「先住民言語」を話す人もいます。ブラジル国内で先住民の言語を話す地域は、ブラジル北部と南部と中西部に集中しています。 ポルトガル人がブラジルを植民地として支配をしたことをきっかけに、ブラジルではポルトガル語を多く使われるようになりました。しかし、もともと話していた先住民言語をそのまま使い続けている、先住民族もまだ多くいます。

「先住民言語」は減少傾向に

主に古トゥピ語やグアラニー語の先住民の言語は、現在も存在していますが、先住民族の言語は日々減少している傾向にあります。なぜなら、若い先住民たちは先住民の言語を話さず、公用語のポルトガル語を話すことが主流となっているからです。 このままでは、あと十数年後には先住民族の言語の数が今の半分になると言われています。多くの部族で引き継がれてきた先住民の言語が廃れてしまう恐れもあり、危機感があることも事実です。

「コロニア語」も一部で話される

ブラジル国内でコロニア語を話す地域がありますが、主に日系社会が存在する地域やサンパウロ州やパラナ州がその地域となります。コロニア語は、戦前に日本人がブラジルへと移住したときに話し始めた言葉のことを言います。 日系ブラジル人の中には、今でもコロニア語を話している人もいます。

「コロニア語」とは

「コロニア語」とは、ポルトガル語が混ざった日本語のことを言います。日系ブラジル人が多く住むブラジル、サンパウロでは日系ブラジル人同士の方が話す際に使われています。

「言語」に関する資格も満載

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ポルトガル語が公用語である理由

ブラジルでポルトガル語を公用語として話される理由を見ていきましょう。 その理由は、ブラジルがかつてヨーロッパのポルトガルに植民地とされていたことにあります。他の南米諸国の多くがスペインに植民地とされていた時期、ブラジルはポルトガルに植民地にされていました。

ブラジルはポルトガルの植民地だった

ブラジルは16世紀からポルトガルの植民地となりました。 植民地となったきっかけは、15世紀末にインドを目指していたポルトガルの探検家カブラルが、風に煽られた結果、偶然ブラジルに到達したことにあります。 ポルトガル植民地としてのブラジルの時代は、砂糖、金、コーヒーの時代にわけられます。

南米その他ではスペイン語が公用語

南米のその他の国の公用語はスペイン語です。これらの国は、かつてスペインの植民地として支配されていたため、独立した今でもスペイン語を話しています。 南米のスペイン語は、「カスティーリャ地方の言葉」を意味する「カスティリャーノ」といわれています。北米や中米のスペイン語が「本場の正しいスペイン語」という意味の「エスパニョール」といわれているのと区別しています。

ブラジルの教育事情

現代のブラジルでの教育事情というのは、どうなっているのでしょうか。植民地支配が終わってから1000年以上たった今、国民の教育は進んでいるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

学力はあまり高くない?

ブラジル人の学力はあまり高くないようです。というのも、貧しい家の子どもは家の手伝いなどで学校へ通うことができていない子も多いからです。 また、学校へ通っていても公立は私立よりも学力が低いといわれています。これは私立の方が学費が高く、裕福な家庭の子どもしか通えないことが要因となっています。

識字率はあまり高くない

識字率は理解を伴って、自分の日常生活上の短い簡単な文を読み書きすることができる、15歳以上の人口の割合のことをいいます。 この識字率がブラジルではおおよそ93%以上あるといわれていますが、世界的に見ると低く深刻な問題となっています。問題視されているにもかかわらず、改善は見られず非識字率が増加している現状があります。

ブラジルは南米で唯一ポルトガル語を話す国

いかがでしたでしょうか。ブラジルの公用語がポルトガル語であること、ブラジルは南米で唯一ポルトガル語を話す国であるということを理解することはできたでしょうか。 この記事を読んで、その国の公用語はその国の歴史と関係があるということがわかったのではないでしょうか。その歴史と一緒に、一度、各国の公用語について調べてみるのも良いかもしれません。

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