川崎の治安状況は・地区ごとの治安状況・治安一覧

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川崎と聞いて記憶に新しい事件と言えば「川崎市中１男子生徒殺害事件」が浮かぶ人が多いでしょう。多摩川河川敷で少年３人による暴行によって、当時まだ中学１年生だった男子生徒が殺害されました。 また、ごく最近では、2006年9月に川崎市梶が谷駅付近のトンネルの歩道で、歩いて帰宅中の女性がとおり魔によって殺害された事件で、別の女性に対する殺人事件で服役中の男が自供し、殺人容疑で再逮捕されました。その他にも昨年12月にやはり多摩川で、当時18歳の男性が知人とみられる当時21歳の男3人により溺れさせられ、殺害されています。 梶が谷駅付の「とおり魔」以外は、未成年または、成人したばかりの若者達の犯行によるものです。これだけ見ても、川崎は治安が悪いという事が解ります。一体なぜ、川崎市は治安が悪くこの様な悲惨な事件が起こってしまうのでしょうか、その理由を検証してみましょう。

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川崎市は麻生区・多摩区・宮前区・高津区・中原区・幸区・川崎区の７つの区に分かれています。川崎市の治安の悪いイメージとして工場地帯とか、風俗店が多い、競馬場があるとうが挙げられます。それ故、ホームレスや気の荒い人達が集中して存在しているため、治安が悪くなっています。 しかし、川崎市全体が治安が悪いのではなく、犯罪の発生率が高いのは、川崎市の南の地区の川崎区や、幸区が目立ちます。工場地帯や風俗店、競馬場が川崎区にあるため、その周辺に、治安の悪化を招きやすい環境が集中しているということでしょう。その反面、麻生区や宮前区などは閑静な住宅地が多く、緑豊かなイメージがあります。

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多くの人達の口コミにもありますが、ちょっとディープなイメージがあります。JR川崎駅から徒歩で5分くらいの場所にあり、飲食店、特に居酒屋・BAR・カラオケ・小料理屋など、夜のお店が数多く集中している所です。やはりお酒がからむ場所がら、治安が悪く犯罪が多いのは否めません。 一人歩きをしていると、客引きなどもあるため、危ないと言えるでしょう。友達数人と呑みに行くのであれば、楽しそうなお店も数多くあります。ただし、子供を連れて行けるようなお店はほとんどありませんので、ファミリーでのお出かけには向きません。

川崎区浜町の「セメント通り」周辺地域を通称「コリアンタウン」と呼びます。朝鮮総連川崎支部もあり、コリアンの方が多く在住しています。その中の「セメント通り」という少しさびれた通りに、焼肉屋と食材店が点在しています。一見そんなにネオンが眩しいという感じではなく、夜になると少し薄暗く感じますが、美味しいと評判な焼肉屋さんが点在している所です。 ただ、昔は繁盛していた店も多くありましたが、現在では閉店しているお店も多く、シャッター商店街のようなイメージもあります。古くさい怪しいスナックや、小料理屋もあり、治安も必ずしも良いとは言えないでしょう。

小川町も川崎区にあり、JR川崎駅の南側に位置し治安が悪いと言われている場所です。しかし駅からも近いため、人どおりも多いことから、最近では治安が悪いイメージも、だんだん薄れてきています。ただし、住んでいる人に言わせると、排気ガスやホームレスが気になるとのことです。また、少し南下すると風俗街があるため、子供には良い環境だとは言えません。

日進町は、川崎ドヤ街の定番と言われている場所です。「ドヤ街」とは、日雇い労働者が多く住む街のことで、簡易宿所が多くある場所でもあります。日進町では現在、簡易宿所は２件しかありませんが、日雇い労働者が多く存在しているのは間違いありません。ですので、治安が悪い場所といえるでしょう。 また、ホームレスが目立つという話もたくさん聞こえてきます。「公園で昼間からお酒を飲んでいる姿を見る」「ゴミ出しした缶がなくなっていた」「郵便受けの鍵が壊されていた」などという声も聞かれます。お子さんがいる場合は、注意が必要な街です。

JR川崎駅東側に位置する本町に関しては、現在では特に治安が悪いという噂は聞きません。組事務所があったり、違法風俗店もありますが、騒音や排気ガスなどを我慢さえすれば、普通に住むのには問題はないでしょう。 そうは言っても、風俗で有名な堀之内が隣接していますので、風俗店やそれに従事する人達も多いため、やはり治安は良いとは言えないので注意は必要です。また、国道15号線を越えたところに川崎競馬場があるので、そこに通う人達の通り道にあたるため、気を付けた方が良いでしょう。