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更新日:2024年10月03日
金属を磨きに使われる代表的なものといえば、ピカールです。なんと昭和の頃からずっと人気商品です。しかし使い方を誤ると取り返しのつかないことになります。今回はピカールについて迫ってみました。皆さんもピカールでいろいろなものをピカピカにしちゃいましょう!
ホイール部分にピカールを使用すると、仕上がりもきれいになります。使い方としてはスチールウール系のウエスが適しています。注意点として、ピカールは研磨剤なので物質の表面を削るという事になります。そのためホイール表面の錆止めの部分も削ってしまうので、ピカールで磨いた後はワックスで仕上げると錆の進みを遅らせます。
ガラスと金属は全く別の材質なので、残念ながらガラス磨きにピカールは不向きになります。もしガラスや金属に無理にピカールを使用すると、新しいキズがついたり、ガラスの耐久度が劣化したりと別の問題が発生してきます。 あくまでピカールは金属研磨剤なので、ガラスに使用したとしても効果は期待できません。ガラス用の研磨剤が販売されているので、そちらを使うことはおすすめです。
ギターのフレット部分にもピカールは効果を発揮します。フレットとはギターの弦を張っている長く突き出た部分ですが使い方としては、このフレットの金属部分をピカールで磨くと見栄えよく仕上がります。 フレットだけでなく、ペグの部分にもピカールは有効です。またギターに限らず楽器の金属部分のあらゆる場所にもピカールは有効です。きちんとメンテナンスすることで楽器も長持ちし、音質にも影響するので、普段楽器を演奏する方はぜひ知識としておさえて下さい。
金属磨きにはピカール、というくらいに金属磨き全般に本領を発揮します。正しい使い方としては、金属製のものであれば問題なく使用できます。しかしどんな状態の錆もにきれい取り除くというよりは、比較的軽めの浸食具合の錆つきに効果を発揮します。またステンレスやメッキなど、表面が滑らかなものに対してはピカールの成分の研磨剤の粒子がキズをつける恐れもあります。ただ汚れや錆を落とすだけでなく仕上がりを意識するのであれば、別の研磨剤を使い分けましょう。
ピカールの種類と素材別の使い方を紹介しました。ピカールは専門的な研磨剤でありながら多くの販売店で取り扱っており価格も安い部類です。また内容的に取り扱いも容易で正しい使い方で扱えば子供から年配の方まで安心して使う事ができます。 それぞれのニーズに合ったピカールで色々な物を掃除していくことをおすすめします。
記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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