IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ピカールの種類とその使い方・バイクや車などへの使い方

更新日:2024年04月18日

車・バイク

金属を磨きに使われる代表的なものといえば、ピカールです。なんと昭和の頃からずっと人気商品です。しかし使い方を誤ると取り返しのつかないことになります。今回はピカールについて迫ってみました。皆さんもピカールでいろいろなものをピカピカにしちゃいましょう!

ピカールネリは上記のピカール液やネリでも落ちづらいより頑固な汚れ落としに適しています。使い方はピカール液状、ケアーともに同様です。

用途別ピカールの使い方を知ろう!

ここではピカールを用いる対象についてより詳しく紹介します。正しい使い方を知ることで、研磨剤はより効果を発揮します。用途別のピカールの適切な使い方をおさえておくことがおすすめです。

バイク

ピカールは金属研磨剤なのでバイク磨きに適しており、錆取りと汚れ落としの両面を担ってくれるので、メンテナンスには欠かせないものとなります。正しい使い方としては、ピカールでバイクの表面をきれいにした後にワックスで仕上げをして状態を長持ちさせるという方法です。

ヘッドライト

ヘッドライトの細かいキズを消すのにピカールは効果的です。しかしライト全体に広がる程の黄ばみや全体的なキズを消すのは不向きです。新しいヘッドライトを定期的にピカール液で手入れをする使い方が最適となります。 またヘッドライトカバーがガラスかプラスチックかで使い方も異なってきます。ほとんどのヘッドライトカバーはプラスチック製ですが、ガラスはピカールの研磨剤の粒子が表面を傷つけて、キズの状態がよりひどくなる恐れがあるためです。 自分の作業で行える範囲の状況かどうかを一人で判断せずに詳しい人や、あるいは業者など専門家の意見を聞いてから取り掛かるのが適切です。

車の塗装面へのピカールの使用は磨きキズがつく恐れがあり、そのため塗装されている車のボディー部分へのピカールの使用はおすすめしません。塗装されていないホイールやマフラーの金属部分には充分効果を発揮するので、研磨する部分を事前に確認しておくべきです。

プラスチック

平面状のないプラスチックを磨く際にはピカール液でもきれいになります。ただしピカール液は金属研磨を対象にした製品のため、プラスチックの材質は対象外だとメーカーからも発表されています。 プラスチックはピカールの製品特性としては研磨対象外ですが、形状によっては使用できる場合もあります。具体的には表面の滑らかなプラスチック製品です。 プラスチックへのピカールの使い方として、まずピカールで素材の表面を磨き、次に粒子の細かいコンパウンドで仕上げに磨くときれいになります。

ステンレス

金属全般の研磨が可能なピカールですが、金属の硬度や種類によって研磨の効果は異なってきます。ステンレスとピカールの相性は良く、大小のキズや頑固な汚れもピカールでふき取ることできれいにしてくれ、家事でピカールでの研磨は水道の蛇口や台所などへの使用が挙げられます。 特別な処理を施した鏡面ステンレスや、表面に塗装されているステンレスは表面のキズの広がり、塗装の色落ちの原因になるのでこれらの素材への研磨はピカールの使い方としては不適切ですが、普段使いのステンレス製の水道蛇口や、鍋掃除には、ピカールは効果を発揮します。

シンク

ほとんどの家庭ではシンクはステンレス製ですが、大理石やほうろう製のシンクもあります。 ステンレス製のシンクは問題なく使用できますが、大理石やほうろうは硬度が金属と比べて低いので、それぞれ用途にあわせた専用の研磨製品を用いる必要があります。

自転車

自転車は主要部分が金属で構成されているので、錆取りにピカールは有効です。使い方としては雑巾などの布で対象箇所をピカールでふき取れば細かい錆や汚れはきれいに落ちます。大きな錆は金属ブラシやサンドペーパーで強めに磨いてからピカールを使用することがおすすめです。

ホイール

次のページ:ピカールを正しく使おう!
初回公開日:2017年11月14日

記載されている内容は2017年11月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング