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【色別】朝顔の花言葉とその由来・怖い|紫・青・白・ピンク・赤

更新日:2024年11月16日

自己啓発

夏休みの自由研究によく使われる朝顔。その朝顔には様々な由来や花言葉があったのです。ご存知でしたでしょうか。実は朝顔には怖い話もあるのです。その他、朝顔と夕顔の違いや色が違うだけで花言葉の意味が変わることもあります。今回は朝顔の花言葉についてご紹介します。

朝顔の花言葉

夏になると小学生やお祖母ちゃんがよくベランダや玄関先に植えてその美しさや育ち具合を楽しみにするのが朝顔です。その朝顔にも花言葉があることをご存知でしょうか?夏休みの時期の花なので「元気」や「ハツラツ」なイメージの花言葉と思いがちですが、朝顔の花言葉は実は違うのです。 朝顔の花言葉は、「愛情」「固い絆」「明日もさわやか」「はかない恋」「朝の美人の顔」等です。この朝顔の花言葉がどういった意味でこのような花言葉になったのかをこの後、詳しく説明していきます。

冷静

朝顔の花言葉には色によって色々意味が異なりますが、初めにこの「冷静」の意味をする朝顔について説明します。まず「冷静」の意味をする朝顔は紫色の朝顔になります。なぜ紫色の朝顔が「冷静」かといいますと、昔の日本では紫色が高貴な方が身に着ける色、そして紫色が高貴なイメージであったことから「冷静」という花言葉になります。 しかし、高貴なイメージだけで「冷静」とピンとこない方もいらっしゃると思います。ではなぜ紫=「冷静」かというと、飛鳥時代に冠位十二階という身分制度があったのですが、最上位に位置していた大徳(大徳)とその次に位置していた小徳(しょうとく)の方が身に着けていた衣服の色が紫色だったのです。 そしてその大徳と小徳に位置していた方々は労働者と違いいつも冷静沈着、落ち着いて生活していたので位の低い方々の憧れの的だったのです。ですから、昔から紫色は人々の憧れの色、そして紫色の朝顔は貴重な花、そして大徳や小徳の方々のような「冷静」な花というふうに語り継がれてきているのです。

絡みつく

朝顔のツルなぜあんなに絡みつくか考えたことはありますか?前にも述べたように朝顔には「はかない恋」という意味の花言葉があります。なぜ「はかない恋」という花言葉かというと、朝にあんなに綺麗に朝顔が咲いているのに午後にははかなくしぼんでしまいます。この朝顔の咲いてしぼむサイクルがまるで恋のサイクルに似ていることから花言葉に「はかない恋」という意味があるのです。 そしてこの恋が朝顔のようにしぼんでなくならないように、ツルをしっかり絡ませお互いが離れ離れにならないように、「固い絆」という花言葉の意味もあるのです。

朝顔の花言葉

それでは少しですが、朝顔の色によって花言葉があると先に述べましたが、これからその色によってどのような意味の花言葉があるのか一緒に見ていきましょう。

紫色の朝顔は先に述べましたが、「冷静」という意味の花言葉があります。その昔、飛鳥時代に聖徳太子が天皇に使える役人を12段位で格付けした「冠位十二階」という身分の格付けがありました。この「冠位十二階」という身分は、天皇が絶対権力を持つ時代にその天皇に仕える役人が地位を持つ血筋だけが行う血族主義から本当に能力があるものが政治を行う能力主義に変えていこうとした制度です。 そして、この「冠位十二階」の1番目と2番目に身分が高いくらいの方が身に着けていた衣服が紫色だったことから、紫色は高貴で冷静な方が身に着ける色、そして紫色は冷静、紫色の朝顔の花言葉が冷静という意味になりました。

青色の朝顔の花言葉は「はかない恋」や「短い愛」です。なぜ青色の朝顔の花言葉が「はかない恋」や「短い愛」かというと、普通、愛や恋の色は赤やピンクを連想させるのですが、青だと冷めた色を連想させます。そして朝顔は朝にその美しい顔を皆に見せて午後にはその顔を隠してしまいます。 まるで恋愛が上手くいってから失恋するかのようです、そして青色の朝顔は色からも連想させますが、恋や愛が上手くいかない色、そう「はかない恋」や「短い愛」を連想させるのです。

白色の朝顔の花言葉は「あふれる喜び」や「固い絆」です。なぜこのような花言葉になったかというと、白色には清楚で可憐な印象がつきものです。その清楚な印象が笑顔や喜びをイメージして「あふれる喜び」になりました。 そしてもう一つの「固い絆」は、白色には清廉潔白という言葉がある通り、「心が清くて私欲がなく、後ろ暗い事がなくやましいことがない様」というように清い絆で朝顔のツルの様に固く結ばれている様なので、「固い絆」という花言葉になります。

ピンク

ピンク色の朝顔の花言葉は「安らぎに満ち足りた気分」です。なぜピンク色の朝顔の花言葉が「安らぎに満ち足りた気分」なのかというと、ピンク色は柔らかく女性的なイメージが強くあります。そして心や体に満ち足りた気分をもたらしてくれる色だからだと言われています。 その他に、ピンク色には、幸せな気持ちや優しい気持ち、心も体も若くなる、愛らしく見える、愛情を求めるや緊張を和らげるとも言われています。なぜこのピンク色の朝顔の花言葉が「安らぎに満ち足りた気分」と言えば、ピンク色には人の気持ちを落ち着かせる効果があるからなのです。

赤い

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初回公開日:2017年09月01日

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